第13回 関西部会講演会終了のご挨拶/会員限定コンテンツ公開

第13回関西部会講演会は、2020年12月 8日(火)に、大阪市中央公会堂 小集会室を講演会場として、参加者はTeamsによるリモートにて多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。

今回は、AI活用に関する最新動向に関して、【最適化機能を持ったAI技術とその活用法とAI技術をどう業務に活用していくか】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、新たに関西部会幹事会メンバーとして参画頂いた幹事企業から企業紹介と共に IoT・AI事例紹介もさせて頂きました。

最初に講演1として、

大阪工業大学 情報科学部准教授 平嶋 洋一 様に【最適化機能を持ったAI技術とその活用法】のテーマで、深層学習と強化学習の特徴やそれぞれの得意分野、不得意分野について、また実用化に際して最適解を求める際の組み合わせ数が膨大になり、最新の計算機を用いても計算不可能な問題があり、AI活用の難しさやその対応策の一つとして活用分野の業務に携わる専門知識を持った現場担当者の知識を活用して効率よくAI技術を活用できる「小さなAIアプローチ」の研究内容について、コンテナマーシャリングや食品スーパーの仕入れなどの事例を交えてご紹介をして頂き、最新のAI活用研究について幅広い内容をご講演して頂きました。

次に講演2として、

クラウドエース株式会社 事業推進本部 大阪支社長 西村 武彦 様に「Google Cloud Platformで実現する業務で使える機械学習サービス」のテーマで、Google社が提供されているGoogle CloudのGoogle Cloud Platform(GCP)とGoogle Workspace(旧G Suite)の中で業務で使える機械学習サービスとして展開されておられるGCPの概要について、その特徴やAI導入を失敗しないためには「データの準備、整備」が大切であること、GCPのAI・機械学習サービスは、用途に応じて専門知識がなくても高精度な音声・画像認識が実現できる機械学習サービスが提供されていることなどについて、具体的な事例として「多言語翻訳対応 (Web)会議支援サービスや新規店舗の売り上げ予測支援などのデモを交えてご紹介をして頂き、最新のGCPについて幅広い内容をご講演して頂きました。

また、関西部会幹事会企業からは事業内容やIoT・AI事例紹介についてもご紹介をして頂き、最後に関西部会の山崎副部会長から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。

講演会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。

引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

なお、会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料を公開しました。

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2020年12月21日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二