関西部会

NPO法人 M2MIoT研究会 関西部会

2024年度 関西部会の活動方針と活動計画

関西部会長 西村 雄二
(2024
7 4日更新)

設置趣旨

・NPO法人 M2M・IoT研究会の設立趣旨を基本に、且つ様々な活動成果を活用し、IoT技術による情報社会の発展、関西の活性化に貢献します。

・IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指します。

・新たな会員を勧誘し、会員相互にIoT技術を理解し、ビジネス応用への活動に挑戦します。

活動方針

関西部会は下記の3本柱を基本に具体的活動を企画・実行していきます。

1.IoT技術に関する最新動向の把握(旬の情報を視て、聴き、触れ、知る)

2.IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)

3.IoT技術に関する技術修得(人を育てる)

具体的には以下のような場を設け、活動を推進していきます。

・関西における企業経営者、企業との交流の場の提供

・関西におけるM2M/IoTビジネス/技術講演会の企画・開催

・関西の大学・高専研究室との交流の場の提供

関西部会は、皆様のご支援・ご協力を頂き、おかげ様で10年間の活動実績を積み、11年目を迎えることができました。感謝申し上げます。引き続き、よろしくお願いいたします。設立当時は主流であったキーワードの「M2M」が「IoT」になり、これらに「AI」、「エッジ」、「メタバース」などが加わり、その活動環境も大きく変化してきています。関西部会設置趣旨であるIoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指す』に沿って、設置時の「関西らしい活動」をモットーに活動を推進し、具体的なビジネス創出支援にスポットを当てた活動としていきます。

今年度も引き続き、「2.IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)」を中心にして、IoT、AI、エッジ、メタバースなどについての応用事例や実現している利活用技術の最新技術動向を基本に、関連技術も含めて関西地区の関係機関・団体、企業経営者、大学研究室との交流会を開催して連携活動を深め、スマートシティ、自動運転、農業・医療系など最新の応用事例の研究・修得に努めていきます。また、関西部会幹事会メンバー相互に協同して活動テーマや事例研究や交流会、講演会等の活動内容を企画・開催し、最新のAI技術も含めたIoT活用事例や話題のIoT関連技術を知り、活用・応用して、IoT関連ビジネス創出に向けた活動に積極的に挑戦していきます。具体的には下記を計画・活動しています。

第20関西部会 講演会の開催(202411月に開催予定)

◎関西部会幹事会の開催(隔月)

IoT/AIを基本に関連するキーワードも含めた最新技術動向や応用事例などについて、幹事会メンバーの提案・要望内容に沿ってテーマを企画・具体化し、隔月に開催予定

・第1回(2024年 6月 5日(水) :日本マイクロシステムズ株式会社 本社 会議室 にて開催済):

大阪工業大学 情報科学部 データサイエンス学科 教授 荒木先生にお越し頂き、【環境センサやロボットの活用を目指したROSによる統合情報システムと人と人のコミュニケーション測定システムを用いた協働支援システムの提案】のテーマを中心にご講演をして頂いた。

・第2回(2024年 8月 7日(水) :大阪総合生涯学習センター にて開催予定):

大阪電気通信大学 建築・デザイン学部長 教授 上善先生にお越し頂き、今年4月に新設された建築・デザイン学部のご紹介や、先生の主な研究テーマであるデータ工学と可視化/都市・建築・交通・社会システムへの応用を中心に、学部内での研究内容やトピックスなどをご紹介頂く。

・第3回(2024年 9月12日(木) :中京大学 橋本研究室 へ訪問予定):

中京大学 大学院 工学研究室長 ヒューマン・ロボティクス研究センター長 工学部 教授 橋本先生の研究室を訪問させて頂き、知能ロボットのための人工知能、特に、コンピュータビジョンを中心とするセンシング情報処理の研究開発や、Deep Learningなどの機械学習を利用した3次元物体認識や、超高速の画像マッチング、学習用画像生成、表情認識、動作認識、熟練技術の分析に注力した研究開発をされている内容をご紹介頂く。

・第4、5、6回(2024年10 月以降に隔月開催すべく計画中):

IoT/AIを基本に関連するキーワードも含めた最新技術動向や応用事例などについて、以下のテーマから幹事会メンバーの提案・要望内容に沿って、企画・具体化して開催予定

・【技術動向把握】:エッジコンピューティング、センサ・デバイス、プラットフォーム、AI、ロボット、ソフトウェア開発、データ分析、ドローン、メタバースなどに関する 実用化(/研究)技術動向を知る

・【応用事例研究】:モノづくり分野を中心に、自動運転、農業系、インフラ系、ロジステック、サービス、医療分野等の応用事例を知る

・【大学・高専研究室見学】:関西地区にキャンパスがある大学や高専(大阪大学、神戸大学、大阪工業大学、大阪電気通信大学 等々)から関連するキーワードを研究されておられる見学可能な研究室を訪問して、技術動向を知り、先生と情報交換をさせて頂く。

・【工場見学】:スマートグラス関連の企業で、大阪和泉市に3D プリンターがオンラインで利用できるデジタル工房をつくられたUAI (USEYA ADVANCED INDUSTRY社のデジタル工房施設の見学を中心に、大阪府商工労働部や公益法人大阪産業局大阪府IoT推進Labにご紹介して頂き、IoT/AI関連技術を活用してDXを推進され、見学可能な会社、工場(ハードロック工業株式会社、上田製袋株式会社、錦城護謨株式会社、ヤンマー株式会社、株式会社クボタ 等々)を訪問して、また、現場を知り、経営者と情報交換をさせて頂く

・【展示場見学】:関西地区に見学可能な展示場を訪問して、情報交換をさせて頂く

《理化学研究所(神戸キャンパス(神戸市))》:生命機能科学研究センター

《産業総合研究所(関西センター(池田市)》:電池技術研究部門、バイオメディカル研究部門、ナノ材料研究部門、先進パワーエレクトロニクス研究センター、サイバーフィジカルセキュリティ研究センター)

《情報通信研究機構(ユニバーサルコミュニケーション研究所(けいはんな)、未来ICT研究所(神戸市)》                                                   等々

・【他 】  :兵庫県加古川スマートシティプロジェクト、スマートシティたかまつ(香川県)、八尾市(みせるばやお)、会津若松市スマートシティ、ソフトバンクによるスマートシティ実証実験(東京都港区)

等々

◎本部と連携した活動の取り組み

本部が参画されているフォーラムの公開資料や調査研究をされているテーマの中から、下記のテーマについて、研究成果を展開する。

・AI半導体の技術と業界動向について ・メタバースの仕組みと応用について

・CES2024のトピックス                     ・スマートIoT推進フォーラム 2023年度活動報告情報                                                                                                                                      等々

◎IoT関連研修講座の開催

・幹事会企業若手技術者向け研修講座の開催と交流会の検討

幹事会企業の若手技術者向けの共通的な講座(例:組込みソフトウェアプログラミング技術、リアルタイム設計技術、ロボット制御技術講座等)を検討し、開催と交流会を検討する。

また、若手社員によるIoT活用テーマなどの発表会なども併せて検討していく。

・AI講座の継続開催検討(本部、KEIS他との連携)

本部が企画・開発しているAI研修講座を活用し、また、関西電子情報産業協同組合(KEIS)等とも連携して、共催による継続開催を検討していく。

関西地区関連団体との連携活動

関西地区で活動をされている下記のような関連団体と連携して活動により、協同した活動の展開や、団体員との情報交換や交流ができ、その連携を検討していく。

・関西電子情報産業協同組合(KEIS Kansai Electronics Information industry Society)

・一般財団法人関西情報センター(KIIS:Kansai Institute of Information Systems)

・非営利団体 ITC近畿会

・関西ものづくりIoT推進連絡会議(PIIK)(近畿経済産業局)

等々

トピックス

今年度の最初の活動として、第1回関西部会幹事会を、2024年 6月 5日(水)に、幹事会メンバーの日本マイクロシステムズ株式会社 本社 会議室をお借りして、大阪工業大学 情報科学部 データサイエンス学科 教授 荒木先生にお越し頂き、【環境センサやロボットの活用を目指したROSによる統合情報システムと人と人のコミュニケーション測定システムを用いた協働支援システムの提案】のテーマを中心に、大阪工業大学で研究されておられる関連技術の研究内容やその応用事例などについてご紹介をして頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

【ご講演概要】:IoTシステムやロボットの普及により住環境や労働環境が大きく変化している。これらのシステムを用いると単なる自動化ではなく、センサからの情報を分析することで生活や業務の改善を行うことができる。例えばある物体までの距離測定に超音波とレーザーのどちらを用いるかは問題ではなく、距離測定機能を呼べば物体までの正しい距離を得られることが重要で、ロボット制御ではROS(Robot Operating System)というミドルウエア環境を用いて実現している。本講演ではROSをロボット以外の環境センサにも適用し、さらにロボットから得られる情報を統合的に管理してFA(Factory Automation)やHA(Home Automation)での活用を提案し、問題点について説明する。また、マイコンを用いた人と人のコミュニケーションの測定を目的として開発したデバイスを用いて高齢者のコミュニケーションの評価実験に用いた。その後は、オンラインコミュニケーションの活性化に用いることが出来ないか活用を模索している。講演の最後には、この2つのシステムを用いて、人とロボットの協働に役立てるシステムを提案する。またROSの概要、最近の学会でのトピイクスなどについてもご紹介して頂いた。

以下が第1回関西部会幹事会とその後の交流懇親会の風景です。

 荒木先生のご講演

関西部会幹事会  

 幹事会後の交流・懇親会

2023年度の活動実績

関西部会 講演会(春季:#18) を開催(参加者:56名)

(令和5年 6月30日(金)、 AP大阪茶屋町 Gルーム)

第18回関西部会講演会は、講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。今回は、近年実用化しつつあるドローンに関して、海のドローンともいわれる自律型無人潜水機についての最新の開発状況や、近年のスマートマニュファクチャリングの実現に向けて様々なコンソーシアムが活動されており、その活動内容やその成果の活用事例について、企業でビジネス展開されておられる方々にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きました。

■題目 【海のドローン(自律型無人潜水機)の概要と弊社での開発並びに今後の展望】

川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー

船舶海洋ディビジョン エグゼクティブフェロー(潜水艦・AUV関連技術担当) 湯浅 鉄二 様

・無人潜水機には遠隔操作型(ROV:Remotely Operated Vehicle)と自律制御型(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)があり、それぞれの特徴(長・短所)やAUVの短所を補う要素技術(省エネ、非接触充電、精密自律制御、水中光通信)について

・川崎重工様がAUV開発に至る経緯や具体的に開発されている海底油田設備での作業型AUVについて、開発されている基盤要素技術やAUVをサポートするドッキングステーションの概略仕様、開発時の非接触充電デモンストレーションや大容量信号伝送デモンストレーションの状況について

・2018年度から英国スコットランドの海中試験場にて、ドッキング試験を実施され、実用化に向けて国交省補助事業としてロボットアーム(パイプ検査用)とITU(Inspection Tool Unit)を装備したプロトタイプ AUVを開発された。その後商用化に向けて開発されたAUV:SPICE( Subsea Precise Inspector with Close Eyes)について                       等々

■題目 【スマートマニュファクチャリングの動向とその達成度に関する評価】

三菱電機株式会社 名古屋製作所 開発部 規格標準化推進グループ 専任 茅野 眞一郎 様

・スマートマニュファクチャリングに関連して話題となった言葉(IT、ICT、M2M、IoT、DX、CN等々)と関連団体とその活動内容について

・黎明期:1980~2000年のM2M・IoTライクなシステムから第4次産業革命: ものづくりにおける革命(産業革命の4段階)、Industry 4.0の目標とその背景、アクションそしてものづくりにおける諸外国の動きや日本のIoT化の取り組み、Society5.0とConnected Industriesの位置づけ、ものづくりにおける日本の動きなどについて

・スマートマニュファクチャリングの深化としてカーボンニュートラルの活動やI4.0、スマート工場、スマート製造、産業IoT、製造DX、環境GXなどが進む中での製造現場のみえる化についてその背景や課題、また製造現場のみえる化/IoT化の評価指標(物差し)の一つとして16個のマス(みえる化の4レベルと管理対象の4レベル)で表すSMKL(Smart Manufacturing Kaizen Level)や国際標準であるISO 22400で規定されている38個の産業用KPI(Key performance indicators)、そしてKPIの活用方法、事例について                    等々

関西部会 講演会(秋季:#19) を開催(参加者:34名)

(令和5年12月12日(火)、 AP大阪茶屋町 Gルーム))

第19回関西部会講演会は、第18回に引き続き、講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。今回は、ロボットの実用化に向けた研究内容や自動運転の実現状況、また、自動車センサの現状と今後など幅広い内容について、最新の研究、開発動向を、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方々にご講演をして頂きました。

■題目 【ロボット実用化に向けた画像認識・AI研究の最新事例と展望】

中京大学 大学院 工学研究科 教授 工学研究科長

ヒューマン・ロボティクス研究センター長 橋本 学 様

・画像認識技術について、対象物を正しく、高精度で、短時間で検出したいという基本目的の実現のために、ロバスト性(照明変動、遮蔽、変形、見えの変化、類似物の混在など)や計算リソース(GPUレス、事前学習不要、組込みCPU等々)の多種多様な現場の要求や制約課題を解決するための画素選択方法に関する機械学習も活用した研究内容について

・その成果をロボットに適用していくためのロボットタスク(把持して置くや把持して操作する)に必要な3つの基本課題(どこにある?(位置と姿勢を知る)、なにがある?(モノの名前を知る)、どう動く?(動作を作る))を解決するための研究内容について

・自律ロボットの実現を目指して “機能” を利用した動作を生成する研究内容について   等々

■題目 【自動運転が実現した後の世界を考える】

ソニーグループ株式会社 事業開発部門 SCプロジェクト

チーフビジネスプロデューサー 江里口 真朗 様

・ソニーグループが「スマホに乗るのだ」をコンセプトにして、ヤマハとヤマハのゴルフカート(G30Es Li)をベース車にして共同開発されたSC-1について、超高感度ナイトビジョンのステレオカメラや4Kディスプレイ、顔/人物認識用カメラ、5G/LTE/Wifi機能などを装備し、360度全ての方向にフォーカスが合わされた映像を車内のディスプレイに映し出し、車両周囲の環境を一度に把握できる機能などについて

・また、コンテンツ配信サーバーを接続して、顔、人物の特徴等で、その人物の属性を識別して、その人に合ったコンテンツを推奨して配信でき、サイネージシステムにより周りにニュースや広告を表示できるというまさにエンタテインメント車を実現されておられる内容について     等々

■題目 【自動車用センサの進化と今後の動向】

株式会社ミライズテクノロジーズ センサ開発部 部長 和戸 弘幸 様

・自動車の電子化に伴い飛躍的に増加している車載用半導体の歴史や車載用半導体に要求される耐環境性(耐熱性、耐湿性、耐振性)や自己診断機能、搭載性、低コストについて

・また車に100個以上が搭載されている車載用半導体センサの代表的な圧力センサ、加速度センサ、磁気センサの個々のキー技術や仕組みなどについて

・今後の車載半導体センサの開発方向性として、単純な物理量検出だけでなく、バッテリ劣化や寿命を計測するセンサ、路面状態を検知できるタイヤマウントセンサ、ドライバ状態を監視するヒトセンシングなどのセンサが期待されていることなどについて                 等々

◎IoT/AI 関連企業の有識者との交流会を開催(参加者:13名)

(令和 5年 8月 7日(月)、日本マイクロシステムズ株式会社 本社 会議室

■題目 【三菱電機株式会社 通信システムエンジニアリングセンターの紹介】

三菱電機株式会社 通信システムエンジニアリングセンター 専任 佐伯 昭 様

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・通信システムエンジニアリングセンターは、三菱電機の開発本部に属し、本社地区と関西地区に拠点があり、①社会インフラ、②産業、③交通、④生活の各事業分野の主力通信機器を中心に、社内や関係会社等の各事業所と連携している業務内容について

・三菱電機が実証実験しているスマートグリッド・スマートコミュニティについて、需給制御システム、系統安定化システム、系統安定化機器、配電制御システム、自動検針システムなどについて

・三菱電機スマートメーター事業について、30分ごとの電力使用量を計測することができ、遠隔でその情報を取得することが可能な装置で、全国の全世帯・全事業所に導入される予定であり、2020年3月末時点では、約75%の6,105万台が設置されて、2018年には文部科学大臣賞(日本産業技術大賞)を受賞し、現在は、現行システムで得た知見・課題を踏まえたうえで、次世代スマートメーター要件への対応していることなどについて                      等々

◎IoT/AI 関連企業の有識者との交流会を開催(参加者:10名)

(令和5年11月 8日(水)、グランフロント大阪 北館7階 ナレッジサロン)

■題目  :【KDDIのDX・IoTビジネスの取り組みについて】

KDDI株式会社 ソリューション事業本部ビジネスデザイン本部

IoT営業推進部 部長 渡邉 健太郎 様

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・KDDIがサテライトグロース戦略として、通信を核とした[1] DX (デジタルトランスフォーメーション)、[2] 金融、[3] エネルギー、[4] LX (ライフトランスフォーメーション)、[5] 地域共創 (CATV等) の5つの注力領域の中の[1]DXについて、IoT・5Gを中心にご紹介して頂き

・5Gによる通信事業の進化と、通信を核とした以下を中心に注力領域を拡大について

・IoT取組の歴史について、2001年より20年以上、法人さま向けにIoTを活用したトータルソリューションを提供し、回線を主体にモデル化し、お客様の多種多様なニーズに対応するために、デバイス選定からクラウド活用、AI活用によるデータ分析などを支援して事業開発の支援に取り組まれている内容について                                      等々

◎IoT/AI 関連企業の有識者との交流会を開催(参加者:12名)

(令和 6年 2月 6日(火)、 日東コンピューターサービス株式会社 神戸本社 会議室)

■題目 【IoT/DX領域におけるデバイス・組み込み系開発の取り組み】

NSW株式会社 執行役員 エンベデッドソリューション事業本部 上野 伸二 様

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・NSWはテクノロジーカンパニーとして、ソフトウェアやデバイスの受託開発ビジネスから、システムインテグレーションやデータセンター事業と拡大している事業領域について

・事業領域は、エンタープライズソリューション、サービスソリューション、エンベデッドソリューション、デバイスソリューションの4つの領域があり、loT & Alソリューション + サービスソリューションをNSWの顧客提供価値として取り組まれている内容について

・デジタル・ツインの需要の高まりによって、 サービス・デバイス・エンベデッド(組込み)事業の成長率が高く、IoTデバイス、IoTゲートウェイ、IoTサービスエリアの各層に対応し、ワンストップでサポートし、IoTプラットフォームとしてToami(米国PTC社のThingWorxをOEMによりクラウド提供):2013年5月よりサービスを開始し、IoTシステムで必要なものをオールインワンで提供しておられる内容について                                     等々

 

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:14名)

(令和 5年 6月 8日(木)、

三菱電機ソフトウエア株式会社 通信機事業所:杤尾駅前ビル 1F Mホール

■題目 【ロボティック歩行訓練器IoT-Walkerの開発と

サイバーフィジカルシステムへの拡張戦略】

大阪電気通信大学 工学部 教授 鄭 聖熹 先生

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・IoT/IoRT Walkerは、日本人の健康寿命を延伸化させる一施策として、場所と時間の制約を受けない「常時リハビリ」を可能にする歩行訓練補助装置として開発していることについて

・IoT/IoRT Walkerのシステム構成やIoT-Walkerを用いた歩容の計測と評価について

・常時リハビリができるように開発している、上肢依存状態での歩行介助が可能な免荷歩行アシスト装置及び歩行アシスト制御システムや、実世界と仮想空間の連携による歩行訓練の効率化を目標として開発構想中のサイバーフィジカル歩行訓練システムについて         等々

 

◎IoT/AI関連展示場の見学会を開催(参加者:16名)

(令和 5年10月10日(火)、 理化学研究所 計算科学研究センター

■理化学研究所 計算科学研究センターについて

(R-CCS:RIKEN Center for Computational Science)

・R-CCSは、スパコンを中心とした高性能な「計算」という事象自身を「計算の科学」として探求し、それによって得られる莫大な計算パワーを様々な科学分野の問題解決に適用してそれらの発展に寄与する「計算による科学」を推進している。更には次世代の「計算科学」の世界トップレベルかつ我が国の中核拠点の研究センターとして、「富岳」およびそのテクノロジーの高度化や普及に努めるとともに、更なる次世代の「計算(の・による・ための)科学」に向かって研究を推進している。

・「富岳」は、スパコン「京」の後継機として2014年から開発され、2021年3月に共用が開始された(「富岳」のアプリケーション実効性能は「京」の最大100倍以上)。

・「富岳」は、Society 5.0の実現可能性を実証しており、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)インフラとして、シミュレーション・ビッグデータ解析・AIを融合し、サイバー空間上でSociety 5.0の多様な分野における実現可能性を実証している。                    等々

見学会の状況写真

  理学研 計科研 ロビー  「富岳」全景            「富岳」 見学風景

本部にて調査・研修した成果の情報展開

本部にて調査・研究した成果から、幹事会メンバーからの興味が多かった下記の項目につき、幹事会で報告・意見交換を行い、幹事会メンバーへの成果を展開した。

・IoT/AIシステムの第3者検証・評価方式の提案:IoTシステム編

・ディジタルツインの人材育成

 関西部会幹事会 会員相互の交流会を開催

NPO 法人 M2M・IoT 研究会 関西部会 幹事会メンバーを中心に、関西地区大学・高専の先生や IoT/AI 関連企業の有識者の方々から、研究されておられる内容やビジネス展開をされておられる内容 についてご講演をして頂き、また、IoT/AI 関連展示場の見学会も開催させて頂き、併せて意見交換・交 流をさせて頂いた。また以下の賛助会員企業からは、企業紹介や最近取り組まれている事業内容や企 業活動についてご紹介もして頂き、併せて会員相互の情報交換、交流会を開催。今年度は新型コロナの 影響で、Web 形式の幹事会も含め、計 5 回の幹事会を開催した。

★三菱電機ソフトウエア株式会社

★株式会社テクノスフィア

★日東コンピューターサービス株式会社

■第 1 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:14 名)

1.開催日時 2023 年 6 月 8 日(木) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所 三菱電機ソフトウエア株式会社 通信機事業所:杤尾駅前ビル 1F M ホール

■第 2 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:13 名)

1.開催日時 2023 年 8 月 7 日(月)15:00 ~17:00

2.開催場所 日本マイクロシステムズ株式会社 本社 会議室

■第 3 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:16 名)

1.開催日時 2023 年 10 月 10 日(火) 15:00 ~ 16:00

2.開催場所 理化学研究所 計算科学研究センター

■第 4 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:10 名)

1.開催日時 2023 年 11 月 8 日(水) 15:00 ~ 16 :00

2.開催場所 グランフロント大阪 北館 7 階 ナレッジサロン

■第 5 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:12 名)

1.開催日時 2024 年 2 月 6 日(火) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所 日東コンピューターサービス株式会社 神戸本社 会議室

■第 6 回:NPO 法人 M2M 研究会 関西部会 幹事会(参加者:10 名)

1.開催日時 2024 年 3 月 7 日(木) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所 日本ソフトウエア株式会社 本社 会議室

関西部会と関西地区関連団体との連携活動、参加

■組込みソフトウェア技術者向けリアルタイム設計力向上研修

組込みシステムの市場流出不具合の現実は「リアルタイム設計力不足」が 40%相当と高率を占めて おり、また、恒常的にリアルタイム設計技術者は不足しており、経験の浅い組込みソフトウェア技術者 のリアルタイム設計基礎力を向上させ、品質を向上(製品開発力)させ、市場流出不具合の撲滅させる ことを関西電子情報産業協同組合(KEIS)と共催にて開催した。

1.日時:2023 年 12 月 14 日(木)および 2024 年 1 月 16 日(火) 9:30~17:00

2.場所:総合生涯学習センター梅田(大阪駅前第 2 ビル 5F)

3.受講者:19 名 17

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) IT 技術者 中核人財ステップアップ研修

KEIS 内の組合企業の中堅社員向け講座に「IoT 概要」のテーマにて説明した。

1.日時:2024 年 1 月 11 日(木)  15:00 ~ 17:00

2.場所:大阪科学技術センター & Web 形式(Zoom) 3.受講者:34 名

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) AI 技術者研修

KEIS内の組合企業の社員向け講座のAI技術者研修について、2022年度に続き、2023年度は AI技術の基礎から応用まで学ぶ、3日間のスタンダートコースと5日間のアドバンスコースで計画したが、 受講生が定員未達で開講せずとした。2024年度にあらためて開講すべく、KEIS内企業の意見を反映すべくアンケートを実施し、その内容に沿って計画することとした。

以上

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NPO法人 M2MIoT研究会 関西部会

2023年度 関西部会の活動方針と活動計画

関西部会長 西村 雄二
(2023
718日更新)

設置趣旨

・NPO法人 M2M・IoT研究会の設立趣旨を基本に、且つ様々な活動成果を活用し、M2M/IoT技術による情報社会の発展、関西の活性化に貢献します。

・M2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指します。

・新たな会員を勧誘し、会員相互にM2M/IoT技術を理解し、ビジネス応用への活動に挑戦します。

活動方針

関西部会は下記の3本柱を基本に具体的活動を企画・実行していきます。

1.M2M/IoT技術に関する最新動向の把握(旬の情報を視て、聴き、触れ、知る)
2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)
3.M2M/IoT技術に関する技術修得(人を育てる)

具体的には以下のような場を設け、活動を推進していきます。

・関西における企業経営者、企業との交流の場の提供
・関西におけるM2M/IoTビジネス/技術講演会の企画・開催
・関西の大学・高専研究室との交流の場の提供

皆様のご支援・ご協力を頂き、おかげ様で2023年度は関西部会活動10年目を迎えます。有難うございます。設立当時は主流であったキーワードが「M2M」から「IoT」になり、これらに「AI」、「エッジ」、「メタバース」などが加わり、その活動環境も大きく変化してきています。関西部会設置趣旨であるM2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指す』に沿って、設置時の「関西らしさを打ち出す」をモットーに活動を推進し、具体的なビジネス創出支援にスポットを当てた活動としていきます。

今年度も引き続き、「2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)」に関して、IoT、AI、エッジ、メタバースなどについての応用事例や実現している利活用技術の最新技術動向を基本に、関連技術も含めて関西地区の関係機関・団体、企業経営者、大学研究室との交流会を開催して連携活動を深め、スマートシティ、自動運転、農業・医療系など最新の応用事例の研究・修得に努めていきます。また、関西部会幹事会メンバー相互に協同して活動テーマや事例研究や交流会、講演会等の活動内容を企画・開催し、最新のAI技術も含めたIoT活用事例や話題のIoT関連技術を知り、活用・応用して、IoT関連ビジネス創出に向けた活動に積極的に挑戦していきます。具体的には下記を計画しています。
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◎第18回関西部会 講演会(春季)の開催(2023年 6月30日に開催済(◆トピックスにて記載))

◎第19回関西部会 講演会(秋季)の開催(2023年11月または12月に開催予定)

◎IoT/AIを基本に関連するキーワードも含めた最新技術動向や応用事例などについて、幹事会メンバーの提案・要望内容に沿って、企画・具体化して開催(隔月)

・【技術動向把握】:エッジコンピューティング、センサ・デバイス、プラットフォーム、 AI、ロボット、ソフトウェア開発、データ分析、ドローン、メタバースなどに関する 実用化(/研究)技術動向を知る

・【応用事例研究】:モノづくり分野を中心に、自動運転、農業系、インフラ系、ロジステック、サービス、医療分野等の応用事例を知る

・【大学・高専研究室見学】:関西地区にキャンパスがある大学や高専(大阪大学、神戸大学、大阪工業大学、大阪電気通信大学 等々)から関連するキーワードを研究されておられる見学可能な研究室を訪問して、技術動向を知り、先生と情報交換をさせて頂く

・【工場見学】:大阪府商工労働部や公益法人大阪産業局大阪府IoT推進Labにご紹介して頂き、IoT/AI関連技術を活用してDXを推進され、見学可能な会社、工場(ハードロック工業株式会社、上田製袋株式会社、錦城護謨株式会社、ヤンマー株式会社、株式会社クボタ 等々)を訪問して、現場を知り、経営者と情報交換をさせて頂く

・【展示場見学】:関西地区に見学可能な展示場を訪問して、情報交換をさせて頂く

《理化学研究所(神戸キャンパス(神戸市))》:計算科学研究センター、生命機能科学研究センター)

《産業総合研究所(関西センター(池田市)》:電池技術研究部門、バイオメディカル研究部門、ナノ材料研究部門、先進パワーエレクトロニクス研究センター、サイバーフィジカルセキュリティ研究センター)

《情報通信研究機構(ユニバーサルコミュニケーション研究所(けいはんな)、未来ICT研究所(神戸市)》                                                   等々

・【他】 :兵庫県加古川スマートシティプロジェクト、スマートシティたかまつ(香川県)、八尾市(みせるばやお)、会津若松市スマートシティ、ソフトバンクによるスマートシティ実証実験(東京都港区)                等々

◎本部と連携した活動(本部主催の講演会やオンラインシンポジュームへの参加、本部にて調査・研修した成果の情報展開 等々)(隔月)

◎関西部会幹事会の開催(有識者からの最新動向のお話を伺い交流を深め、また、関西部会幹事会メンバー相互の情報共有を図る場として開催)(隔月)

トピックス

第16回関西部会講演会(春季)は、2022年 6月 9日(木)に、AP茶屋町 Gルームを講演会場として、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で多くの方にご参加を頂き、盛況に開催させて頂きました。以下が講演会時の風景です。

(講演1)【海のドローン(自律型無人潜水機)の概要と弊社での開発
並びに今後の展望】
川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー
船舶海洋ディビジョン エグゼクティブフェロー
(潜水艦・AUV関連技術担当) 湯浅 鉄二 様 のご講演

(講演2)【スマートマニュファクチャリングの動向と
その達成度に関する評価】
三菱電機株式会社 名古屋製作所 開発部 規格標準化推進グループ
専任 茅野 眞一郎 様 のご講演

(関西部会幹事企業のIoT・AI事例)
M2M・IoT研究会 関西部会 幹事 鳥居 紀彦 様の事例紹介
(西菱電機株式会社 執行役員 システム事業本部 本部長)

講演会場全景

     交流会場全景

2022年度の活動実績

関西部会 講演会(春季:#16) を開催(参加者:48名)

(令和4年 6月 9日(木)、 於 AP大阪茶屋町 Gルーム)

第16回関西部会講演会は、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。春季は、IoT・AIの活用には必須な要素技術の一つである【通信技術:5G】について、その標準化や活用に関する最新動向を【IoTプラットフォームとその標準化動向】と【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回も関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から事業内容とIoT(M2M)/AI取組み事例について紹介させて頂きました。

■題目 【IoTプラットフォームとその標準化動向】

金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 横谷 哲也 様

・IoTシステムを類型化するIoT参照モデルとIoTプラットフォームやISO/IEC JTC1/SC41やITU-T SG20、oneM2Mの標準化団体の活動内容

・横谷様が活動されて国際標準として出版されたPlatform1に相当する通信ネットワークのアプリケーションレイヤのプラットフォームであるIoT DEP(IoT Data Exchange Platform)について

・標準化の先に必要な検証やCommunity Smart city等のオーバレイ型サービスへの展開、モビリティの考慮やドローンなどの汎用デバイスへの展開           等々

■題目 【産業での課題解決を目的とした、5G等の利活用について】

ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部
デジタルオートメーション事業第1統括部
法人5G推進室 パートナー企画課 担当課長 日野 行祐 様

・4つの基盤(①コミュニケーション、②オートメーション、③マーケティング、④セキュリティ)で推進されているDXについて

・スマートファクトリーでは5Gを中心にして最先端テクノロジーを実装する基盤までトータルで提供されている内容

・5Gの超高速大容量、超低遅延、多数同時接続の特長を活用した応用事例

・スマートシティへの取組みや共創の取組みとして設立された「ソフトバンク5Gコンソーシアム」や、大阪市、大阪産業局の行政と連携して設立されたオープンラボ「5G X Lab Osaka」について

等々

関西部会 講演会(秋季:#17) を開催(参加者:45名)

(令和4年12月16日(金)、 於 AP大阪茶屋町 Gルーム))

第17回関西部会講演会は、第16回に引き続き、Social distanceを確保してAP大阪茶屋町 Gルームを講演会場とし、Teamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。今回は、IoTの社会実装を推進する IoT人材育成の取り組みや、カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性、IBMのクラウドプラットフォーム の活用に向けた取り組みなど幅広い内容について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きました。

■題目 【自由な「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動】

日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業部
HCS, Openshift&Middleware事業部 パートナー 佐藤 卓由 様

・ハイブリッド・クラウド戦略として展開しているRed Hat社の独自性を維持したRed Hat社のOpenShiftを要としIBMのケイパビリティーを統合したハイブリッド・クラウド

・IoT・AIや機械学習でのコンテナ活用事例として、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)とOpenShiftを活用した事例

・AL/ML領域におけるオープンソースコミュニティプロジェクトによる活用推進体制、支援サービス内容について                                  等々

■題目 【カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性】

株式会社SOKEN エグゼクティブフェロー
日本自動車部品工業会 技術顧問 古野 志健男 様

・カーボンニュートラル(CN:Carbon Neutral)に向けた自動車産業の潮流と最新OEM戦略、欧州やカナダなどの各国の規制強化、トヨタや日産、Mercedes-Benz、Tesraなどの各社の戦略について

・電動車については、電動車のコア技術や世界の電動車(PHEV、BEV)シェアの推移、最新予測、各社のBEV&バッテリー内製化へ課題、期待されている全固体電池の種類と課題、燃料電池車の最新動向と課題やCN燃料の必要性と動向

・持続可能なパワートレインについて、エンジンは存続するが、比率は減少して電動化に最適な姿としてDHE(Dedicated Hybrid Engine)に進化していく将来に向けたパワートレインの方向性

等々

■題目 【IoTによる災害レジリエンス(Disaster Resilience)向上とIoT人材育成の取り組み】

福井工業大学 AI&IoTセンター・経営情報学科 教授
情報メディアセンター長 北上 眞二 様

・北上研究室がIoT普及拡大として取り組まれている環境IoTの内容について、福井県の降雨量の変動による発生している「豪雨」と「干ばつ」の雨の水害対策に着目した研究の災害順応力を高めるための【流域環境データ収集活用システム】と雨水資源化と内水氾濫緩和を両立させる【雨水利用クラウドシステム】について

・IoTを利活用できる人材育成について、大学オープンキャンパスや大学祭などで開催しAI/IoTの啓蒙活動をしている【小中高生向けAI/IoT体験ラボ】や、実際に動作するIoTシステムの開発に取り組むことにより、IoTの仕組みを理解し、IoT利活用アイデアの創出を促す【大学/高専向けIoTプロトタイプ開発実習(PBL)】、【企業技術者向けIoTリカレント教育】の内容

等々

関西部会 M2M/IoT事例研究会(企業有識者との交流会)を開催(参加者:15名)

(令和 4年 5月25日(水)、 於 AP大阪(淀屋橋) 3階 Iルーム
(Teamsによるハイブリッド会議))

■題目 【OPC UAやAIを活用した製造業向けIoTソリューションの紹介】

株式会社たけびし 取締役常務執行役員     岡垣 浩志 様
ソリューション開発部  部長 植木 義久 様

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・たけびし様が20年以上前から開発している国際標準ソフトウェア通信規格OPC UA対応(Open Platform Communications Unified Architecture)の自社製品を活用し、製造業における課題解決ソリューションや最新の導入事例など

・中小企業の製造業DXの課題は何なのか、たけびし様が開発し、事業展開されているOPC UA対応製品や技術(AI/IoT)を活用したDXの推進状況         等々

◎関西地区 IoT/AI 関連企業の有識者との交流会を開催(参加者:11名)

(令和 4年11月15日(火)、 於 AP 大阪 淀屋橋 3階 I ルーム)

■題目  :【製造業を中心とする DX 最新事情と今後】
IT コンサルティング DXpower 代表 辻野 一郎 様

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・大阪地区の製造業を中心とした中小企業のDXへの取り組みの最新状況と今後の展開について

・特に企業を取り巻く環境が徐々にデジタル化への流れが進み、企業の持続的成長という視点だけでなく、企業の存続という厳しい視点でのDXへの取り組みが必須

・DXの取り組みは経営者の認知度を上げることから必要で、それには日本の中小企業の経営者間でのコミュケーションを活性化し、海外も含めた企業環境に関する様々な動向についての最新情報を知る機会を創っていくことも大切                          等々

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:11名)

(令和 4年 7月27日(水)、 Teamsによる完全Web会議)

■題目 【IoTによって共進化する情報基盤と社会】
大阪大学 大学院 情報科学科 教授 下條 真司 先生

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・IoTによってリアルな世界の情報が収集され、サイバーの世界でのデジタルツインが形成され、サイバーな世界では、シミュレーションや学習により、我々にとって住み良い世界を実現する方策が決定される

・スマートシティにより、それがリアルな世界へと戻され、その結果がまたサイバーの世界へとフィードバックされる

・このようなフィードバックが共進化を生み出して、住み良いリアルを作り出すことが期待される

・関西万博を視野に入れてすみ良いリアルを作り出す技術とリビングラボやAPEC1995での 活動やサイバー関西プロジェクト、Vislab Osakaでの活動            等々

 

大学・高専の先生との交流会を開催(参加者:17名)

(令和 5年 2月10日(金)、TKP大阪淀屋橋カンファレンスセンター カンファレンスルームC)

■題目 【デジタルツインのソフトウェア工学的考察と応用】
芝浦工業大学 工学部 情報工学科 教授 中島 毅 先生

上記テーマを中心にご紹介して頂き、幹事会メンバーとの情報交換・交流をさせて頂いた。

・デジタルツイン(DT:Digital Twin)の概要やデジタルツインの工学的な事例と文献の調査結果に基づき、調査された結果から類型化された内容

・この類型化によってみえてきた課題と重要となる技術、ソフトウェア製品への応用の方向性に関する予測内容について

・産学協同で進めている「デジタルツイン構築法とその教育法」、そのソフトウェア工学的応用の一つとして、現在芝浦工大で開発を進めている「アジャイルの品質マネジメントを支援するデジタルツイン(品質DT)」の構想について

・委員として活動されているソフトウェア品質に関する国際標準化SQuaRE(ISO/IEC25000シリーズ)の動向や、芝浦工大に関する情報について                等々

◎IoT/AI関連関連展示場の見学会を開催(参加者:9名)

(令和 4年 9月15日(木)、

公益財団法人 大阪産業局 ソフト産業プラザ TEQS)

■ソフト産業プラザ TEQS(テックス)について

・ソフト産業プラザ TEQS(テックス)は、大阪市が設置した「技術で課題解決する人」を対象とした、先端技術を活用したビジネスのサポート拠点

・インキュベーション施設をベースに、アクセラレーション・プログラムによるビジネスを「創る」サポートや、実証実験支援による「実証」サポートなどを提供し、「人をつなげ、テクノロジーをつなげ、ビジネスを育てる」ことをミッションに、ビジネス開発から育成、実証まで、一気通貫による総合的なサポートを提供(関連キーワード:5G、3D/VR、AI、IoT、ロボットなど)                 等々

本部にて調査・研修した成果の情報展開

本部にて調査・研究した成果から、幹事会メンバーからの興味が多かった下記の項目につき、幹事会で報告・意見交換を行い、幹事会メンバーへの成果を展開した。

・IoT/AIシステムの第3者検証・評価方式の提案:IoTシステム編
・ディジタルツインの人材育成

 関西部会幹事会 会員相互の交流会を開催

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 幹事会メンバーを中心に会員相互の情報交換、交流会を開催。今年度は新型コロナの影響で、Web形式の幹事会も含め、計6回の幹事会を開催しました。

■第1回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:15名)

1.開催日時    2022年 5月25日(水) 15:00 ~ 17:00
2.開催場所    AP大阪(淀屋橋) 会議室(Teamsによるハイブリッド会議)

■第2回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:14名)

1.開催日時    2022年7月27日(水)15:00 ~17:00
2.開催場所    TeamsによるWeb会議

■第3回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者: 9名)

1.開催日時 2022年 9月15日(木) 14:30 ~ 16:00
2.開催場所    公益社団法人 ソフト産業プラザ TEQS

■第4回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:11名)

1.開催日時    2022年11月15日(火) 15:00 ~ 17 :00
2.開催場所    AP 大阪 淀屋橋 3階 I ルーム

■第5回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:17名)

1.開催日時    2023年 2月10日(金) 15:00 ~ 17:00
2.開催場所    TKP大阪 淀屋橋カンファレンスセンター カンファレンスルームC

■第6回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:10名)

1.開催日時    2023年 3月30日(木) 15:00 ~ 17:00
2.開催場所    西菱電機株式会社 大阪支社 会議室

関西部会と関西地区関連団体との連携活動、参加

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) IT技術者 中核人材ステップアップ研修

KEIS内の組合企業の中堅社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明した

1.日時:2023年 1月12日(火)  15:00 ~ 17:00
2.場所: Web形式(Zoom)
3.受講者:33名

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) AI技術者研修

KEIS内の組合企業の社員向け講座のAI技術者研修について、2021年度に続き、2022年度もWeb形式(Zoom)により、「事例とともに学ぶAI基礎学習」、「教材プロトタイプによる学習」および「応用プロトタイプ構築学習」の3段階学習法をもとに、現場で成果を出せるAI技術者の養成を狙いに開講され、その計画に参画した。具体的な講座はM2M・IoT研究会本部理事会メンバーが講師を担当して下記の要領で実施された

1.日時:2022年11月19日(土)~2023年 3月11日(土)
10:30 ~ 17:30(計7回、45.5時間)
2.場所: Web形式(Zoom)+Discord(コミュニティ)
3.受講者:13名

以上


NPO法人 M2MIoT研究会 関西部会

2022年度 関西部会の活動方針と活動計画

関西部会長 西村 雄二
(2022
623日更新)

設置趣旨

・NPO法人 M2M・IoT研究会の設立趣旨を基本に、且つ様々な活動成果を活用し、M2M/IoT技術による情報社会の発展、関西の活性化に貢献します。

・M2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指します。

・新たな会員を勧誘し、会員相互にM2M/IoT技術を理解し、ビジネス応用への活動に挑戦します。

活動方針

関西部会は下記の3本柱を基本に具体的活動を企画・実行していきます。

1.M2M/IoT技術に関する最新動向の把握(旬の情報を視て、聴き、触れ、知る)

2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)

3.M2M/IoT技術に関する技術修得(人を育てる)

具体的には以下のような場を設け、活動を推進していきます。

・関西における企業経営者、企業との交流の場の提供

・関西におけるM2M/IoTビジネス/技術講演会の企画・開催

・関西の大学・高専研究室との交流の場の提供

皆様のご支援・ご協力を頂き、おかげ様で2022年度は関西部会活動9年目を迎えます。有難うございます。設立当時は主流であったキーワードが「M2M」から「IoT」になり、これらに「AI」、「クラウド」、「エッジ」、が加わり、その活動環境も大きく変化してきています。関西部会設置趣旨であるM2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指す』に沿って、設置時の「関西らしさを打ち出す」をモットーに活動を推進し、具体的なビジネス創出支援にスポットを当てた活動としていきます。

今年度も引き続き、「2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)」に関して、IoT、AI、クラウド、エッジについての応用事例や実現している利活用技術の最新技術動向を基本に、5G、VR/AR(XR)などについても同様に、関西地区の関係機関・団体、企業経営者、大学研究室との交流会を増やし連携活動を深め、スマートシティ、自動運転、農業・医療系など最新の応用事例の研究・修得に努めていきます。また、関西部会幹事会メンバー相互に協同して活動テーマや事例研究や交流会、講演会等の活動内容を企画・開催し、最新のIoT活用事例や話題のIoT関連技術を知り、活用・応用して、IoT関連ビジネス創出に向けた活動に積極的に挑戦していきます。具体的には下記を計画しています。

・第16回関西部会 講演会(春季)の開催(2122年 6月 9 日に開催済(◆トピックスにて記載))。

・第17回関西部会 講演会(秋季)の開催(2122年11月開催予定)

・関西地区関係団体、大学との交流会、事例研究見学会・交流会の開催(関西地区企業、大阪大学、大阪工業大学、大阪電気通信大学、奈良工業高等専門学校 等々)(隔月)

・本部と連携した活動(本部主催の講演会やオンラインシンポジュームへの参加、本部にて調査・研修した成果の情報展開 等々)(隔月)

・関西部会幹事会の開催(有識者からの最新動向のお話を伺い、また、関西部会幹事会メンバー相互の情報共有を図る場として開催)(隔月)

・IoT/AI関連研修講座やIoT/AI応用アイデアコンペ会の開催(別途企画)   等々の活動を計画

トピックス

第16回関西部会講演会(春季)は、2022年 6月 9日(木)に、AP茶屋町 Gルームを講演会場として、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で多くの方にご参加を頂き、盛況に開催させて頂きました。講演会時の風景です。

講演会時の風景

2021年度の活動実績

関西部会 講演会(春季:#14) を開催(参加者:51名)

(令和3年 6月18日(金)、 於 AP大阪駅前 APホールⅠ)

COVID-19の影響で第14回関西部会講演会は、Social distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。春季は、今最も注目されている【AIと5G】について、その活用に関する最新動向を【AIを活用したテキストマイニングとクラウド環境を活用した5Gのサービス展開】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回新たに関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにIoT・AI事例紹介をさせて頂きました。

■題目 【テキストマイニングとAI】

中央大学 理工学部 ビジネスデータサイエンス学科 教授 難波 英嗣 様

■題目 【クラウド環境を活用した5Gのサービス展開】

日本マイクロソフト株式会社 シニアテクニカルスペシャリスト 小島 浩 様

関西部会 講演会(秋季:#15) を開催(参加者:42名)

(令和3年12月 8日(水)、 於 AP大阪駅前 APホールⅠ)

第15回関西部会講演会は第14回に引き続き、COVID-19の影響で、Social distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きました。今回は、【もの作りを活用した人材育成とクラウドプラットフォームの活用】について、最新の動向を【様々な技術を「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動とIoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用】のテーマで、大学で最新技術の研究や学生院生の人材育成をされておられる先生と企業で具体的なビジネス展開をされておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにクラウドプラットフォーム応用した開発事例の紹介もさせて頂きました。

■題目 【自由な「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動

大阪電気通信大学 工学部 電子機械工学科 教授 入部 正継 様

■題目 【AWS クラウドを活用した IoT・M2M とデータ分析】

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 技術統括 西日本ソリューション本部
本部長 / シニアソリューションアーキテクト  清水 崇之 様
ソリューションアーキテクト 澤 亮太 様

関西部会 M2M/IoT事例研究会(企業有識者との交流会)を開催(参加者:12名)

(令和 3年11月 4日(木)、 於 AP大阪(淀屋橋) 会議室)

■題目 【DX 改革工場で効果が出るIoT/AR活用方法】

PTCジャパン エデュケーション事業部 マネージャー 山本 和良 様

上記テーマを中心に、PTC(含むPTCジャパン)が、スマート工場の実現に向けて、工場向けIoTプラットフォームやARを活用したビジネスを展開されておられ、その製品紹介と共に具体的な活用事例について、事前に頂いた資料を基本にデモ動画等も交えてご紹介をして頂き、幹事会メンバーとの交流をさせて頂いた。

関西部会 M2M/IoT事例研究会(官公有識者との交流会)を開催(参加者:13名)

(令和 4年 3月 8日(火)、 於 AP大阪(淀屋橋) 会議室(Teamsによるハイブリッド会議)

■題目 【海上フロートで発電】

株式会社 日本電研 社長 森川 佳宥 様

長年、研究開発型企業として事業展開をされておられる株式会社 日本電研の企業紹介と最近のテーマとして大阪府も注目されている「海上フロートによる発電システム」について、その概要やシステムに活用されている要素技術、及び技術的課題や普及させていくための課題などについて、当日配布して頂いた資料に基づき、PPTにてご紹介をして頂き、幹事会メンバーと交流をさせて頂いた。

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:11名)

(令和 3年 8月5日(木)、 大阪市立総合生涯学習センター 第4研修室)

■題目 【IoTやAIを活用したネットワーク応用技術・システムについて】

大阪工業大学 情報科学部 名誉教授・客員教授 大島 一能 先生

大阪工業大学で研究されておられるIoTやAI、クラウドをキーに、5GやVR/ARなどの関連技術の研究内容やその成果を事業化されておられる事例などについて全般的なお話をして頂き、加えて大島先生が研究をされておられる内容についても事前に頂いた資料を基本にPPTにてご紹介をして頂き、幹事会メンバーとの交流をさせて頂いた。

 

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:15名)

(令和 4年 1月28日(金)TeamsによるWeb会議(事務局:日本マイクロシステムズ株式会社))

■題目 【昨今のIoT/AI利用事情について】

奈良高専 電気工学科 准教授 土井 滋貴 先生

社会人や非情報系学科生向けのAI教育を通し、IoTとAIの関連や実際の教育における講義や実習内容、関連した最近のトピック、IoT/AIの利活用における課題など幅広い内容について事前に頂いた資料を基本にPPTにてご紹介をして頂き、幹事会メンバーとの交流をさせて頂いた。

本部にて調査・研修した成果の情報展開

本部にて調査・研究した成果から、幹事会メンバーからの興味が多かった下記の項目につき、幹事会で報告・意見交換を行い、幹事会メンバーへの成果を展開する予定していたが、今年度に出来なかったので、2022年度に情報展開を実施することで計画する。

8.IoT/AIシステムの第3者検証・評価方式の提案:IoTシステム編

9.産業用ソフトウェアの動向

10.高度IT人材を育成する産学協働の実践教育ネットワーク(enPiT)の概要

  1. FAシステムとFA機器に関する解説

 関西部会幹事会 会員相互の交流会を開催

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 幹事会メンバーを中心に会員相互の情報交換、交流会を開催。今年度は新型コロナの影響で、Web形式の幹事会も含め、計5回の幹事会を開催しました。

■第1回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:18名)

1.開催日時    2021年 5月25日(火) 15:30 ~ 17:00

2.開催場所    TeamsによるWeb会議(事務局:日本マイクロシステムズ株式会社 会議室)

■第2回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:11名)

1.開催日時    2021年8月 5日(木)15:00 ~17:00

2.開催場所    大阪市立総合生涯学習センター 第4研修室

■第3回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:12名)

1.開催日時 2021年11月 4日(木) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所    AP大阪(淀屋橋) 会議室

■第4回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:15名)

1.開催日時    2022年 1月28日(金) 15:00 ~ 17 :00

2.開催場所    TeamsによるWeb会議(事務局は日本マイクロシステムズ株式会社)

■第5回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:13名)

1.開催日時    2022年 3月 8日(火) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所    AP大阪(淀屋橋) 会議室

関西部会と関西地区関連団体との連携活動、参加

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) IT技術者 中核人材ステップアップ研修

KEIS内の組合企業の中堅社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明。

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) AI技術者研修

KEIS内の組合企業の社員向け講座のAI技術者研修について、2020年度に続き、今年度はWeb形式(Zoom)により、「事例とともに学ぶAI基礎学習」、「教材プロトタイプによる学習」および「応用プロトタイプ構築学習」をもとに、現場で成果を出せるAI技術者の養成を狙いに開講され、その計画に参画した。具体的な講座はM2M・IoT研究会本部理事会メンバーが講師を担当して下記のように2回(#1、#2)実施された。

1.日時(#1):2021年 5月22日(土)~2021年 9月  4日(土)

10:30 ~ 17:30(計7回、42時間)

(#2):2021年11月27日(土)~2022年 3月12日(土)

10:30 ~ 17:30 (計7回、44時間)

2.場所: Web形式(Zoom)+Discord(コミュニティ)

3.受講者:20名

以上


NPO法人 M2MIoT研究会 関西部会

2021年度 関西部会の活動方針と活動計画

関西部会長 西村 雄二
(2021
628日更新)

設置趣旨

・NPO法人 M2M・IoT研究会の設立趣旨を基本に、且つ様々な活動成果を活用し、M2M/IoT技術による情報社会の発展、関西の活性化に貢献します。

・M2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指します。

・新たな会員を勧誘し、会員相互にM2M/IoT技術を理解し、ビジネス応用への活動に挑戦していきます。

活動方針

関西部会は下記の3本柱を基本に具体的活動を企画・実行していきます。

1.M2M/IoT技術に関する最新動向の把握
(旬の情報を視て、聴き、触れ、知る)

2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)

3.M2M/IoT技術に関する技術修得(人を育てる)

具体的には以下のような場を設け、活動を推進していきます。

・関西における企業経営者、企業との交流の場の提供

・関西におけるM2M/IoTビジネス/技術講演会の企画・開催

・関西の大学・高専研究室との交流の場の提供

皆様のご支援・ご協力を頂き、おかげ様で2021年度は関西部会活動8年目を迎えます。有難うございます。設立当時は主流であったキーワードが「M2M」から「IoT」になり、これらに「AI」、「クラウド」が加わり、その活動環境も大きく変化してきています。関西部会設置趣旨であるM2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指す』に沿って、設置時の「関西らしさを打ち出す」をモットーに活動を推進し、具体的なビジネス創出支援にスポットを当てた活動としていきます。

今年度は引き続き、
「2.M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)」
に関して、IoT、AI、クラウドについての応用事例や実現している利活用技術の最新技術動向を基本に、その関連技術である5G、VR/AR(XR)、アバタ、カメラ、エッジコンピュティングなどについても同様に、関西地区の関係機関・団体、企業経営者、大学研究室との交流会を増やし連携活動を深め、最新の応用事例の研究・修得に努めていきます。また、関西部会幹事会メンバー相互に協同して活動テーマや事例研究や交流会、講演会等の活動内容を企画・開催し、最新のIoT活用事例や話題のIoT関連技術を知り、活用・応用して、IoT関連ビジネス創出に向けた活動に積極的に挑戦していきます。具体的には下記を計画しています。

・関西部会 講演会(春季)の開催(2121年 6月18 日に開催済(◆トピックスにて記載)

・関西部会 講演会(秋季)の開催(2121年12月)

・関西地区関係団体、大学との交流会、事例研究見学会・交流会の開催(関西地区企業、大阪工業大学、大阪電気通信大学、奈良工業高等専門学校 等々)(隔月)

・本部と連携した活動(本部主催の講演会やオンラインシンポジュームへの参加、本部にて調査・研修した成果の情報展開 等々)(隔月)

・関西部会幹事会の開催(有識者からの最新動向のお話を伺い、また、関西部会幹事会メンバー相互の情報共有を図る場として開催)(隔月)

・IoT、AI関連研修講座の開催(別途企画)      等々の活動を計画

トピックス

第14回関西部会講演会は、2021年 6月18日(金)に、AP大阪駅前 APホールⅠを講演会場として、Social distanceを確保した講演会場とTeamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で多くの方にご参加を頂き、盛況に開催させて頂きました。講演会時の風景です。

(講演1)【テキストマイニングとAI】
中央大学 理工学部 ビジネスデータサイエンス学科
教授 難波 英嗣 様 のご講演

(講演2)【クラウド環境を活用した5Gのサービス展開】
日本マイクロソフト株式会社 シニア テクニカル スペシャリスト
小島 浩 様 のご講演

(関西部会幹事企業のIoT・AI事例)
M2M・IoT研究会 関西部会 幹事 橋爪 正樹 様
の企業紹介と事例紹介
(日本マイクロシステムズ株式会社 取締役社長)

講演会場全景

2020年度の活動実績

関西部会 技術講演会(秋季:#13 を開催(参加者:58名)

(令和2年12月 8日(火)、 於 大阪市 中央公会堂 小集会室)

春季(日時:2020年 6月16日午後、於:大阪市立総合生涯学習センター)に予定していた関西部会春季講演会は新型コロナの影響で中止としましたが、秋季については、TeamsによるWeb形式にて下、AI活用に関する最新動向に関して、【最適化機能を持ったAI技術とその活用法とAI技術をどう業務に活用していくか】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、新たに関西部会幹事会メンバーとして参画頂いた幹事企業から企業紹介と共に IoT・AI事例の紹介もさせて頂きました。

■題目 【最適化機能を持ったAI技術とその活用法】

大阪工業大学 情報科学部 准教授 平嶋 洋一 様

■題目 【Google Cloud Platformで実現する業務で使える機械学習サービス】

クラウドエース株式会社 事業推進本部 大阪支社長 西村 武彦 様

関西部会 M2M/IoT事例研究会(官公有識者との交流会)を開催(参加者:15名)

(令和 2年11月16日(月)、 於 AP大阪淀屋橋 3F G会議室)

題目 【2025大阪・関西万博と未来ビジネス~万博の活用と新発想の価値創造~】

近畿経済産業局 2025NEXT関西企画室 MIRAIDEAフェロー

万博活用エバンジェリスト 石原 康行 様

2025年に向けて、「テーマ」、「空間」、「時間」の3軸で「関西全体をパビリオンにする」「人を集める」イベントについて、サイバー機能(ネットワークやXR技術等)を活用し、人に集まって頂き、いかに新しいビジネスを創出していくか、いろいろなことを構想している内容についてご講演をして頂き、参加メンバーと交流をさせて頂きました。

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:13名)

(令和 3年 3月17日(水)、 西菱電機株式会社 大阪支社 会議室)

■題目 【まちを支えるIoTとデータ活用】

大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科大学院総合情報学研究科総合情報学専攻 教授

国際交流センター長・メディアミュニケーションセンター副センター長 兼務 上善 恒雄 様

みなと観光バス株式会社 システム事業部長                                        亀谷 昌弘 様

上善先生からは、バス運転に関するDX化の取り組み状況と「HaaSとDTx」や「社会インフラへのIT利活用」についてご紹介をして頂き、亀谷 様からは、みなと観光バス株式会社で運用されておられるバス運行システムについて、実際の運用状況の内容も含めご紹介をして頂き、参加メンバーと意見交換、交流をさせて頂きました。

本部にて調査・研修した成果の情報展開

本部にて調査・研究した成果から、幹事会メンバーからの興味が多かった下記の項目につき、幹事会で報告・意見交換を行い、幹事会メンバーへの成果を展開させて頂きました。

1.AI技術と応用の動向およびその事例

2.製造業におけるデジタルツインの調査研究

4.経産省「DX(Digital transformation)の2025年の崖」

5.センサ技術の最新動向

6.AWS IoTプロトタイプ構築法の概要

7.AI新教育法(実習型AI学習法)

 関西部会幹事会 会員相互の交流会を開催

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 幹事会メンバーを中心に会員相互の情報交換、交流会を開催。今年度は新型コロナの影響で、Web形式の幹事会も含め、計5回の幹事会を開催しました。

■第1回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:15名)

1.開催日時          2020年 7月30日(木) 15:30 ~ 17:00

2.開催場所          Web形式(事務局:日本マイクロシステムズ株式会社 会議室)

■第2回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:11名)

1.開催日時          2020年9月23日(水)15:00 ~17:00

2.開催場所          三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社 本社 会議室

■第3回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:15名)

1.開催日時 2020年11月16日(月) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所          AP大阪淀屋橋 3F G会議室

■第4回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:15名)

1.開催日時          2021年 1月22日(金) 15:00 ~ 16:00

2.開催場所          Web形式(事務局:日本マイクロシステムズ株式会社 会議室)

■第5回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者12名)

1.開催日時          2021年 3月17日(水) 15:00 ~ 17:30

2.開催場所          西菱電機株式会社 大阪支社 会議室

関西部会と関西地区関連団体との連携活動、参加

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) 新人研修

KEIS内の組合企業の新入社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明。

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) IT技術者 中核人材ステップアップ研修

KEIS内の組合企業の中堅社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明。

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) AI技術者研修

KEIS内の組合企業の社員向け講座のAI技術者研修について、2019年度に続き、今年度はWeb形式(Zoom)により、「事例とともに学ぶAI基礎学習」、「教材プロトタイプによる学習」および「応用プロトタイプ構築学習」をもとに、現場で成果を出せるAI技術者の養成を狙いに開講され、その計画に参画した。具体的な講座はM2M・IoT研究会本部理事会メンバーが講師を担当して実施されました。

1.日時:2020年11月28日(土) ~ 2021年 3月13日(土) 10:30 ~ 17:30 (計7回、42時間)

2.場所: Web形式(Zoom)+Discord(コミュニティ)

3.受講者:20名

以上


NPO法人 M2MIoT研究会 関西部会

2019年度 関西部会の活動方針と活動計画

関西部会長 西村 雄二
(2019年6月30日更新)

設置趣旨

  • NPO法人 M2M・IoT研究会の設立趣旨を基本に、且つ様々な活動成果を活用し、M2M/IoT技術による情報社会の発展、関西の活性化に貢献します。
  • M2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指します。
  • 新たな会員を勧誘し、会員相互にM2M/IoT技術を理解し、ビジネス応用への活動に挑戦していきます。

活動方針

関西部会は下記の3本柱を基本に具体的活動を企画・実行していきます。

  • M2M/IoT技術に関する最新動向の把握(旬の情報を知り、触れる)
  • M2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)
  • M2M/IoT技術に関する技術修得(人を育てる)

具体的には以下のような場を設け、活動を推進していきます。

  • 関西における企業経営者、企業との交流の場の提供
  • 関西におけるM2M/IoTビジネス/技術講演会の企画・開催
  • 関西の大学・高専研究室との交流の場を提供

皆様のご支援・ご協力を頂き、おかげ様で2019年度は関西部会活動6年目を迎えます。有難うございます。設立当時は主流であったキーワードが「M2M」から「IoT」になり、またこれらに関する情報に触れる機会も圧倒的に増えてきており、その活動環境も大きく変化してきています。新しい元号の令年元年を迎え、関西部会設置趣旨であるM2M/IoT技術を、社会を繋ぐ新たな仕組みとして活用し、新たな顧客価値を生み出すビジネスモデルの共同型事業開発支援を目指す』に沿って、設置時の「関西らしさを打ち出す」をモットーに活動を推進し、具体的なビジネス創出支援にスポットを当てた活動としていきます。

今年度は、特にM2M/IoT技術に関する応用事例の研究(ビジネスを拓く)】の活動方針の下、事例研究・見学会や関西地区の関係機関・団体、企業経営者、大学研究室との交流会を増やし連携活動を深めていきます。また、関西部会幹事会メンバー相互に協同して活動テーマや事例研究や交流会、講演会等の活動内容を企画・開催し、最新のIoT活用事例や話題のIoT関連技術を知り、活用・応用して、IoT関連ビジネス創出に向けた活動に積極的に挑戦していきます。

トピックス

2019年6月6日(木)に、大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室にて多くの方にご参加を頂き、11回関西部会講演会を開催しました。講演会時の風景です。

(講演)「IoT・AI時代の生活拡張サービスとデータデザイン」

産業技術総合研究所 人間拡張研究センター
生活機能ロボティクス研究チーム長 松本 吉央 様 のご講演

(講演)「NTTドコモ IoT/M2Mの取組みのご紹介」

株式会社NTTドコモ 関西支社 法人営業部
ビジネスデザイン 主査 芝 健介 様のご講演

(関西部会幹事企業のIoT・AI事例)

M2M・IoT研究会 関西部会 幹事 永柳 隆 様の事例紹介
(アイテック阪急阪神株式会社 新事業連携推進本部事業連携推進マネジメント部 部長)

講演会場全景

交流会場全景

交流会参加者による記念写真

2018年度の活動実績

関西部会 技術講演会(春季:#9 を開催(参加者:46名)

(平成306 8日(火)、 於大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室)

M2M/IoT技術に関して話題になっています【センサデバイス、無線デバイスの最新動向とその活用事例やAI、ロボットを活用したIoTの農業への活用事例】に関する最新動向について、企業でご活躍されておられる有識者の方々にご講演をして頂きました。

■題目 【部品メーカから見た、IoT市場動向と無線センサの活用事例】

ローム株式会社 産機戦略部 IoTセンサソリューション課 課長 小宮 邦裕 様

■題目 【IoT、AI、ロボットがつくる未来の農業は?? 山形からの産学連携チャレンジ】

株式会社ViAR&E(ビアアンドイー) 代表取締役

兼 岩手大学 大学院 連合農学研究科 生物環境科学専攻 地域環境工学

(山形大学農学部 生産機械研究室) 市浦 茂 様

関西部会 事例研究講演会(秋季:#10 を開催(参加者:50名)

(平成30 12 1日(火)、 於 大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室)

【大阪府が推進されています中小企業向けのIoTの活用・普及状況や、IT/IoTを活用して企業が取り扱っている経営情報や生産管理情報、製造情報などをデジタルデータ化し、これらのデータを活用して工場の生産システムそのものを改革した成功事例】について、大阪府でIoTの普及・推進にご尽力・ご活躍をされ、また、IT/IoTを企業の経営トップとして自らが活用を牽引・推進されておられます経営者の方々にご講演をして頂きました。

■題目【ここまで来た!中小企業のIoT シンプルに!安く!小さく!】

大阪府商工労働部中小企業支援室 総括主査 辻野 一郎 様

■題目 【楽しくなければ仕事じゃない~ディズニー、NASAが認めた遊ぶ鉄工所~】

HILLTOP株式会社 代表取締役副社長 山本 昌作 様

■題目 【31歳経営者、頼ったのは データと情報】

近畿工業株式会社 代表取締役 田中 聡一 様

関西部会 M2M/IoT事例研究会(IoT関連製品見学)を開催(参加者:12名)

(平成301022日(月)、 於 サンコーインダストリー株式会社 東大阪物流センター

M2M/IoT応用事例の見学会として、7月に大阪府の中小企業へのM2M/IoTの展開事例についてお話をして頂いた辻野様からご紹介頂いたサンコーインダストリー株式会社 東大阪物流センターを辻野様も含め関西部会関係者12名が見学させて頂いた。最初にサンコーインダストリー株式会社と東大阪物流センターの概要説明をして頂き、次に実際に運用されている東大阪物流センターの見学、最後に質疑応答の順で実施して頂きました。100万アイテムの商品(ネジ)について、ばら売りにも対応できるシステムが運用されている現場を見学させて頂き、小さいネジはデジタル量りで個数を計量し、すべてのネジに対してバーコードで、モノ、それも納める梱包箱(在庫箱/出荷箱共)、タナ(建物、フロアー)などを管理し、物流に関して注文から出荷までを情報システムとして構築されておられ、M2M/IoTというよりは、何をデジタル化、情報化して業務に活用していくか、データ化、IT化、見せる化、活かせる化の重要性をあらためて感じさせられた見学でありました。

関西地区大学・高専との交流会を開催(参加者:13名)

(平成30 2 5日(月)、 於 アトラス情報サービス株式会社 本社 会議室

大阪工業大学工学部環境工学科教授 皆川 健太郎 先生との交流会を実施した。先生は年間50~60社の中小企業の工場を見学され、カイゼン活動を指導されておられ、今回は以下のテーマでご講演をして頂き、参加メンバーと意見交換をさせて頂いた。概要を下記します。

テーマ: 【 カイゼン活動から始めるIoTの進め

~ 人の能力を発揮するスマート(超効率)モノづくりの実現 ~】

「見えれば人間は自ずと知恵を出す」もので、先ずは「見える化」が必須で、そこから始まりPDCAでどう回すかが肝心。「カイゼン力」とは、「問題発見力」と「問題解決力」と「コミュニケーション力」の掛け算である。掛け算とは、それぞれが一つ欠けても「0」になるということであり、どれも必須である。「問題発見力」には「IoT」が有効であり、「問題解決力」には「AIやビッグデータ解析」が有効である。「コミュニケーション力」はやはり「人」が中心である。等、工場のカイゼン活動に関する有益なお話を伺うことができ、またカイゼン活動に関する内容に加えて、参加メンバーによるマルチタスクゲームの体験や大学で実施されているレゴブロックを活用した動作分析講座、企業者向けの演習内容などもご紹介頂き、「カイゼン」に関する知識が整理でき、その必要性をあらためて認識した。今回はIoTの応用ということで「現場のカイゼン」について多くの知見が得られ、当幹事会メンバーにとっては大変有意義な内容でした。

 関西部会幹事会 会員相互の交流会を開催

NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 幹事会メンバーを中心に会員相互の情報交換、交流会を開催しました。

■第1回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:11名)

1.開催日時  2018年5月29日(火) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所  三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社 本社 会議室

■第2回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:13名)

1.開催日時  2018年 7月30日(月) 15:30 ~ 17:30

2.開催場所 アイテック阪急阪神株式会社 本社 会議室

■第3回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:12名)

1.開催日時 2018 年10月22日(月) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所  サンコーインダストリー株式会社 東大阪物流センター

■第4回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:14名)

1.開催日時  2019年 2月 5日(月) 15:00 ~ 16:30

2.開催場所  アトラス情報サービス株式会社 本社 会議室

■第5回:NPO法人 M2M研究会 関西部会 幹事会(参加者:13名)

1.開催日時  2019年 3月 7日(木) 15:00 ~ 17:00

2.開催場所  アステック株式会社 本社 会議室

関西部会と関西地区関連団体との連携活動、参加

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) 新人研修

KEIS内の組合企業の新入社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明。

■関西電子情報産業協同組合(KEIS) IT技術者 中核人材ステップアップ研修

KEIS内の組合企業の中堅社員向け講座に「IoT概要」のテーマにて説明。

関西部会幹事会企業の保有技術マップ表を作成

関西部会幹事会企業相互にM2M/IoT関連技術に関して下表の保有技術マップ表を作成しました。
幹事企業相互の保有技術を認識してコラボによるビジネス展開時に活用していきます。

以上