- M2M・IoT研究会は、M2M(Machine to Machine)とIoT(Internet of Things)に関する情報交換と人材育成を目的とした特定非営利活動法人です。
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第18回関西部会講演会は、2023年 6月30日(金)に、AP大阪茶屋町 Gルームを講演会場として、Teamsによる遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂き、多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。
今回は、近年実用化しつつあるドローンに関して、海のドローンともいわれる自律型無人潜水機についての最新の開発状況や、近年のスマートマニュファクチャリングの実現に向けて様々なコンソーシアムが活動されており、その活動内容や活用事例について、企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きました。
最初に講演1として、
川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー 船舶海洋ディビジョン エグゼクティブフェロー(潜水艦・AUV関連技術担当) 湯浅 鉄二 様に【海のドローン(自律型無人潜水機)の概要と弊社での開発並びに今後の展望】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に、無人潜水機には遠隔操作型(ROV:Remotely Operated Vehicle)と自律制御型(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)があり、それぞれの特徴(長・短所)やAUVの短所を補う要素技術(省エネ、非接触充電、精密自律制御、水中光通信)についてご紹介頂きました。次に、川崎重工様がAUV開発に至る経緯や具体的に開発されている海底油田設備での作業型AUVについて、開発されている基盤要素技術やAUVをサポートするドッキングステーションの概略仕様、開発時の非接触充電デモンストレーションや大容量信号伝送デモンストレーションの状況もご紹介頂きました。2018年度から英国スコットランドの海中試験場にて、ドッキング試験を実施され、実用化に向けて国交省補助事業としてロボットアーム(パイプ検査用)とITU(Inspection Tool Unit)を装備したプロトタイプ AUVを開発された。その後商用化に向けて開発されたAUV:SPICE( Subsea Precise Inspector with Close Eyes)について、実施された試験(パイプ捜索、パイプトラッキング、ドッキング)や高評価であった試験結果についてもご紹介頂きました。現在は、北海油田向けに英国/MODUS SUBSEA SERVICES LIMITEDから受注され(2021.5.18公表)、今後は、洋上風力発電設備検査への事業展開も計画されている。最後に、AUVを含めて海洋ロボティクスの国家戦略として戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 「革新的深海資源調査技術」についてもご紹介など、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に講演2として、
三菱電機株式会社 名古屋製作所 開発部 規格標準化推進グループ 専任 茅野 眞一郎 様に【スマートマニュファクチャリングの動向とその達成度に関する評価】のテーマでご講演をして頂きました。
最初に、スマートマニュファクチャリングに関連して話題となった言葉(IT、ICT、M2M、IoT、DX、CN等々)と関連団体とその活動内容について、黎明期:1980~2000年のM2M・IoTライクなシステムから第4次産業革命: ものづくりにおける革命(産業革命の4段階)、Industrie 4.0の目標とその背景、アクションそしてものづくりにおける諸外国の動きや日本のIoT化の取り組み、Society5.0とConnected Industriesの位置づけ、ものづくりにおける日本の動きなどをご紹介頂きました。また、スマートマニュファクチャリングの深化としてカーボンニュートラルの活動についてもご紹介頂きました。次に、Industrie 4.0、スマート工場、スマート製造、産業IoT、製造DX、環境GXなどが進む中での製造現場のみえる化についてその背景や課題、また製造現場のみえる化/IoT化の評価指標(物差し)の一つとして16個のマス(みえる化の4レベルと管理対象の4レベル)で表すSMKL(Smart Manufacturing Kaizen Level)や国際標準であるISO 22400で規定されている38個の産業用KPI(Key Performance Indicators)、そしてKPIの活用方法、事例をご紹介頂きました。また、SMKLの海外展開としてSMKL指標を使って現場改善を実施するユースケースの国際標準化への提案活動やKPIの活用評価事例として、IAF-CLiCの提唱するKEIモデル((予実管理を主眼に置くKPIモデル(KPI Element Information Model))と実証システムとして二酸化炭素排出量計測システムもご紹介など、幅広い内容をご講演して頂きました。
次に、関西部会幹事会の西菱電機株式会社から、事業内容やJR東海様向けや防災向けシステム、AI活用事例として、駐車場満空監視、逆走検知システムなど、また、鳥取大学とAIを活用した行動認識技術の共同研究内容についてご紹介をして頂きました。
また、最初に小泉理事長にはご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況についてご紹介して頂き、最後に関西部会の中島監事代理から講演会終了の挨拶にて締めくくり、盛大に開催を終えることができました。
講演会後に開催しました交流会では、湯浅様、茅野様にもご参加頂き、ご講演者の方々とのお話や、参加された皆さん相互でのお話が進み、楽しく有意義な情報交換・交流の場として開催することができました。
講演会、交流会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。
引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、会員向けの講演資料など、準備が整い次第、ホームページにアップロードさせていただきます。
2023年 7月 6日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会が今年の6月に続き、第17回関西部会講演会をSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で下記要領にて開催させて頂きます。今回は、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みや、カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性、IBMのクラウドプラットフォームの活用に向けた取り組みなど幅広い内容について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております
1.開催案内
1) 日時 2022年12月16日(金)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪茶屋町 Gルーム
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回も交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
上記の「参加申込み」をクリックいただくか、下記のページからお申込みください。
⇒ https://www.m2msg.org/?p=5745
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【OpenShift/コンテナの活用例のご紹介】
日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティング事業部
HCS, Openshift&Middleware事業部 パートナー 佐藤 卓由 様
概要: IBMがOpenShiftに注力している背景、コンテナ化を推進している理由や、OpenShiftの特徴(Kubernetesとの違い等)を実例やご活用頂くための体制例や支援サービスの内容について、紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 14:35~14:45
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:45~15:45
題目 【カーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性】
(株)SOKEN エグゼクティブフェロー
日本自動車部品工業会 技術顧問 古野 志健男 様
概要: 2050年のカーボンニュートラルに向けて世界中が大きく動き出している。その中でも、運輸の自動車業界では、BEVを中心とした電動化と再生可能エネルギーによる水素や合成燃料技術に舵を切って来ている。それら自動車メーカーの中長期的な経営戦略を紹介する。将来、モビリティ社会として本当にBEVが席巻し、世の中から内燃機関は消滅していくのか? BEVやFCEV普及の課題は解決するのか?二次電池は足りるのか?e-fuelの供給量やコストは成り立つのか?など、各社の本音にも迫り、今後のカーボンニュートラルに向けた自動車産業の方向性を紐解いてみたい。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 15:45~15:55
Ⅳ.講演-3 ・・・ 15:55~16:55
題目 【IoTによる災害レジリエンス向上とIoT人材育成の取り組み】
福井工業大学 AI&IoTセンター・経営情報学科
教授 情報メディアセンター長 北上眞二 様
概要: 福井工業大学では、災害レジリエンス向上を目的とした研究開発を推進している。その一例として、雨水の資源化と内水氾濫緩和を両立させるクラウド型雨水タンク管理システムの開発、およびLPWAを活用した中小河川監視実証実験について紹介する。また、IoTの社会実装を推進するIoT人材育成の取り組みについても紹介する。 (LPWA: Low Power Wide Area Network)
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:55~17:00
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
-【IoTプラットフォームとその標準化動向】-
-【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】-
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会は、おかげ様で今年度創立9周年目を迎えることができました。ご支援を賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。昨年に続き、今年度も第16回関西部会講演会としてSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を併用したハイブリッド形式で開催させて頂きます。
今回は、IoT・AIの活用には必須な要素技術の一つである【通信技術:5G】について、その標準化や活用に関する最新動向を【IoTプラットフォームとその標準化動向】と【産業での課題解決を目的とした5G等の利活用について】のテーマで、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回も関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から会社紹介と事業内容について紹介させて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
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申込みはこちらをクリックしても行えます
1.開催案内
1) 日時 2022年 6月 9日(木)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪茶屋町 Gルーム
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-umedachayamachi/access/
住所: 大阪府大阪市北区茶屋町1−27 ABC-MART梅田ビル 8F
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回も交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
下記のページからお申込みください。
⇒ https://www.m2msg.org/?p=5669
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
・発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
・また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶
NPO法人M2M・IoT研究会 理事長 小泉 寿男 ・・・13:30~13:50
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二 ・・・13:50~13:55
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:55~14:55
題目 【IoTプラットフォームとその標準化動向】
金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 横谷 哲也 様
概要: 近年、様々なIoTサービスが検討されており、これらを同一の通信インフラ上で実現するためには、必要機能を共通化したプラットフォームが必要となる。本講演では、IoT参照モデルを示し、それに基づくプラットフォームの考え方と方式の分類と、それらを実現するための課題、技術及び普及浸透に向けた国際標準化の動向と今後の展開について紹介する。また、講演者が取り組む通信ネットワークのアプリケーションレイヤ相当で実現するプラットフォームであるIoT-DEP(IoT Data Exchange Platform)の概要と今後の展開や、更に、IoT-DEPの標準化を進めるISO/IEC JTC1/SC41の状況についても紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 14:55~15:05
Ⅲ.講演-2 ・・・ 15:05~16:05
題目 【産業での課題解決を目的とした、5G等の利活用について】
ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部
デジタルオートメーション事業第1統括部 法人5G推進室
パートナー企画課 担当課長 日野 行祐 様
概要: LTEやスマートフォンによって、インターネットが常にそばにある日常に変わった。これは人の目線だけでなく、モノの目線についても、同様である。5Gは今まで以上にあらゆるものがより高度につながることで、産業での活用が期待されている。産業のためのネットワークとして、デジタル化・自動化を目的としてどのような利活用ができるのか、具体事例を通じて、ソフトバンクの取組みなどを紹介する。
(休憩 ・・・ 10分) ・・・ 16:05~16:15
Ⅳ.関西部会幹事企業 事業紹介 ・・・ 16:15~16:45
アイテック阪急阪神株式会社
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:45~16:50
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
ー【もの作りを活用した人材育成とクラウドプラットフォームの活用】ー
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会が今年の6月に続き、第15回関西部会講演会を下記要領にて開催します。今回は、【もの作りを活用した人材育成とクラウドプラットフォームの活用】について、最新の動向を【様々な技術を「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動とIoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用】のテーマで、大学で最新技術の研究や学生院生の人材育成をされておられる先生と企業で具体的なビジネス展開をされておられる方にご講演をして頂き、また、関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにクラウドプラットフォーム応用した開発事例の紹介もさせて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
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1.開催要領
1) 日時 2021年12月 8日(水)13:30~17:00(受付開始13:00)
2) 会場 AP大阪駅前 APホールⅠ
URL: https://www.tc-forum.co.jp/ap-osakaekimae/access/
住所: 大阪府大阪市北区梅田1-12-12
東京建物梅田ビル B1F・B2F(受付B1F)
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回の交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
こちらからもお申込みいただけます ⇒ 申込ページ
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる
手の消毒と体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.開会挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【自由な「もの作り」で人材育成を促進する自由工房の活動】
大阪電気通信大学 工学部 電子機械工学科 教授 入部 正継 様
概要: 大阪電気通信大学では、学生の自由な「もの作り」活動を支援する目的で「自由工房」という団体を運営しており、自由工房では120名を超える学生・院生が様々な「もの作り」活動を自律的に行っている。その成果は、各種ロボットコンテストや電気自動車レースの競技会等での入賞実績として確認でき、またそれと同時に、活動する学生達の人間的な成長としても教育の効果を確認することができる。本講演では、自由工房での学生の自律的なもの作り活動の内容を指導者の視点から紹介し、その教育効果について紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 14:35~14:50
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:50~15:50
題目 【IoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用について】
アマゾンウエブサービスジャパン株式会社 技術統括本部
西日本ソリューション部 シニアソリューションアーキテクト
部長 清水 崇之 様
ソリューションアーキテクト 澤 亮太 様
概要: “Amazon では IoT センサ技術などを使った無人コンビニエンスストアである「Amazon Go」や音声認識による AI エージェントである「Amazon Alexa/Echo」などを展開している。これらのサービスの基盤には AWS クラウドが利用されており、その高い拡張性と柔軟性のうえに成り立っている。本セッションでは、実際に構築運用されているお客さま事例をみつつ IoT/M2M やデータ分析における AWS クラウドの活用方法をご紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 15:50~16:05
Ⅳ.関西部会幹事企業 クラウドプラットフォーム応用開発事例紹介
・・・ 16:05~16:35
アステック株式会社
Ⅴ.終了挨拶 ・・・ 16:35~16:40
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山﨑 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
-DX時代の重要技術 AI/IoT,クラウド,アジャイル
の紹介とオンライン実習型AI教育法事例報告ー
1.開催趣旨
デジタル技術とデータ活用により顧客や社会の課題を解決して新たな価値を創出するDX(Digital Transformation:デジタル変革)が注目されています。DXの時代を迎えて、IoTにより収集されたビッグデータとAI技術による認識・評価・分析技術によりますます応用分野が広がり,新しいイノベーションが期待されています. AI/IoT分野の最先端で活躍されている企業の方々に,それぞれの分野での最新の取り組み状況と今後の動向等について,ご講演をいただきます.また,IoT/AI時代を迎え、注目されているアジャイル開発の考え方を用いたプロジェクト型教育について大学での取り組みを紹介いただきます.M2M・IoT研究会からの活動紹介として、「オンライン実習型AI教育法」について紹介する予定にしております.
今回も,新型コロナウイルスの影響を考慮して,講演会場とZoomによる遠隔視聴を組み込んだ形式で開催いたしますので,是非,ご参加をお願いいたします.
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2.開催要領
(1)日時:2021年11月13日(土) 13:30~17:10,交流会はありません
(受付開始13:00)
(2)会場:藤沢商工会館ミナパーク 302会議室
(JR藤沢駅北口より徒歩5分)TEL:0466-27-8888
URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/
形式:新型コロナウイルス対策の会場とZoomによる遠隔参加
(3)参加費:セミナー:M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
(4)参加申し込み方法:会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.
参加される方は,「https://www.m2msg.org/?p=5565」 から申し込みください.
・会場参加者:先着30名様、遠隔参加者:先着100名様
・会場参加者はマスク装着でご来場ください。発熱や体調不良の方の
ご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
3.プログラム
司会 M2M・IoT研究会副理事長・技術専門部会長,サイバー大学教授
清尾 克彦
・プログラムの紹介・・・13:30~13::35:会場
Ⅰ M2M・IoT研究会理事長挨拶・・・13:35~13:50(15分):会場
NPO法人 M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
Ⅱ 講演(講演は講演会場または遠隔場所からの発信になります.)
(1)講演1・・・13:50~14:35(45分):
「IBM Research における金融向けAI技術の御紹介」
日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所
シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー
フィナンシャル・テクノロジー部長 吉濱佐知子様
<概要>IBM Research では全世界の研究員が協力し、未来のコンピューティング技術のための研究開発を行っています。本講演では、IBM Research の概要と取り組みを、特に以下のAI 関係技術を中心に御紹介させていただきます。
(1) 討論を行うコンピュータであるProject Debater の概要と、その応用としての
ニュース記事分析による金融向けソリューション
(2) 決済データの大規模グラフ分析技術
(2)講演2・・・14:40~15:25(45分):
「IoT機器によるリアルタイムデータ分析の実現」
クラウドエース株式会社 Google Cloud Authorized Trainer
エモーショナルエバンジェリスト ラリオス川口様
<概要> 昨年よりつづく新型コロナウィルスが世の中の流れを大きく変えた現在、ICTの活用が求められています。これまでデジタル化が進みにくかった領域にも「DX」のキーワードで目まぐるしい速さでデジタル化が進んでいます。その中で中心となる技術がIoT、ビッグデータ、AIといった分野です。この分野においてGoogle Cloudが一歩進んでいる素晴らしいサービスをご紹介します。
休憩(10分)
(3)講演3・・・15:35~16:20(45分):
「AgilePBL(アジャイルなプロジェクトベース学習)を通じて
生き生きとした価値創造の場を作る」
筑波技術大学 産業技術学部 准教授/筑波大学 非常勤講師
渡辺知恵美先生
<概要>筑波大学で実施しているプロジェクトベース学習では、アジャイル開発の価値・原則をもとにしたチームによるソフトウエア開発(AgilePBL)を実践しています。1コマ(3時間)スプリントによる高速なフィードバックループの中で、チーム内・チーム間・そして教員やTAを含めた組織全体での学びが活性化していく様子をご紹介したいと思います。
Ⅲ M2M・IoT研究会活動報告:会場
・オンライン実習型AI教育法改版の開発状況報告
・・・16:25~17:05(40分)
「AI応用プロトタイプ構築によるAI教育法の企業向け実践事例紹介」
NPO法人M2M・IoT研究会理事,サイバー大学教授 大江 信宏
<概要> AI応用プロトタイプ構築によるAI教育法は、事例や教材プロトタイプ実習によるAI基礎学習に加え、統計的機械学習やディープラーニングを用いた4種類の応用プロトタイプ学習を通して、実際の現場で、IT系技術者だけでなく、多くの実務者がAIを活用できるようになることを目指しています。本報告では、この概要を紹介するとともに、企業人を対象にしたオンライン講座として、2020年、2021年と連続して実践した事例とその成果をご報告致します。
・講演会終了の挨拶 ・・・17:05~17:10:会場
NPO法人 M2M・IoT研究会副理事長,株式会社VCJ 代表取締役社長/CEO 飯田秀正
以上
予告:上記セミナーの開催後の2021年12月8 日(水)に
第15回 関西部会講演会を開催します。
案内はこちらをクリックしてご覧ください。
主催:NPO法人M2M・IoT研究会
XR(VR:仮想現実、AR:拡張現実、MR:複合現実の総称)は、パソコン、モバイルに続く「第3のプラットフォーム」として、社会を変えていくことが期待される技術・サービスである。2016年がVR元年といわれて以来、発展を続け、XRが提供する新たな「体験価値」の可能性は計り知れないものがある。特に、5G時代を迎え、超高速・大容量/超低遅延通信が可能になり、応用分野の拡大と実践が期待されている。
今回、このような状況を踏まえて、XRの現状を概観し、世界的にAR分野で活動しているPTC社の事例(VUFORIA)とVCJ社で開発中の遠隔業務支援AR SMART GLASSについて紹介する。
今回は会場+遠隔での開催を予定しておりますので、ぜひ、ご参加ください。
参加申込みページ 印刷ページ
1.日 時: 2021年5月29日(土) 14:00~17:00(受付開始 13:30~)
交流会はなし
2.会 場: 藤沢商工会議所ミナパーク
5階 504室+Zoom遠隔(参加者に別途案内)
JR 藤沢駅下車 北口より徒歩3分
URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/
TEL:0466-27-8888
3.参加費: 無料 (なお、会場では年会費の納付を承ります)
4.参加申し込み方法:
会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.
参加される方は,参加申込みページから申し込みください.
・会場参加者:先着20名様、遠隔参加者:先着80名様
・会場参加者はマスク装着でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
5.シンポジウムのプログラム(14:00~17:00):
司会 NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
理事長挨拶 14:00~14:05
NPO法人M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
① 講演1 14:05~14:50(45分、会場)
『XRの概要と主な応用事例の紹介』
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
概要 XRはVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称である。今回は、XRを構成するVR、AR、MRのそれぞれの概要と特徴を説明し、主な応用事例について紹介する。また、XRで使われているウェアラブル機器(HMDやスマートグラスなど)についても紹介する。
② 講演2 15:00~16:00(60分、会場)
『産業界のAR活用 ~ AR技術継承・AR遠隔支援・AR作業マニュアル~』
PTCジャパン エジュケーション事業部
マネージャー 山本 和良氏
概要 昨今の人材不足による情報提供の不足、専門家の技能伝承、最新の教育手法、また遠隔地にいる専門家との的確なコミュニケーションなどの課題を物理的な環境とデジタル情報を融合させた拡張現実 (AR)を活用する事により、現場の従業員は、素早く技術を習得し、活用できる方法をご紹介する。
③ 講演3 16:10~16:55(45分、会場)
『保守事業革新と遠隔支援AR SMART GLASS(DRAGOFLY)の紹介)』
VALLEY CAMPUS JAPAN社 PRESIDENT &CEO、
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長 飯田 秀正氏
概要 VCJ社は製造業の保守事業革新に焦点を当てその課題の解決手段の一つであるAR SMART GLASSの開発を行っている。くっきり見やすく軽いAR SMART GLASSを活用し現場と保守センターとの距離をなくすことによりベテランが出張者に寄り添い相談に乗れることを目指している。フィンランド製の世界TOP CLASSのグラスに当社の技術を加え現在量産試作品の顧客紹介を始めている。また取得した現場のCLOUD画像データのAI活用などを目指し更なる革新を目指している。世の中はWEARABLE 技術が進展しいよいよ携帯からWEARABLEの方向への実用化が本格的に始まろうとしておりその実用化の一例を紹介する。
閉会挨拶 16:55~17:00
NPO法人M2M・IoT研究会副理事長、
サイバー大学教授 清尾 克彦
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会は、おかげ様で今年度創立7周年目を迎えることができました。皆様に厚く御礼申し上げます。春季に開催を予定していました講演会は、新型コロナウィルスの影響もあり、中止とさせていただきましたが、第13回関西部会講演会をSocial distanceを確保した講演会場と遠隔視聴を組み込んだ形式で開催させて頂くことに致しました。今回は、AI活用に関する最新動向に関して、
【最適化機能を持ったAI技術とその活用法とAI技術をどう業務に活用していくか】
について、大学で研究をされておられる先生と企業でビジネス展開されておられる方にご講演をして頂き、また、今回新たに関西部会幹事会メンバーとして活動しています幹事企業から企業内容とともにIoT・AI事例紹介もさせて頂きます。ご案内をさせて頂きますとともに、皆様のご参加をお待ちしております。
NPO法人 M2M・IoT研究会
1.開催案内
1) 日時 2020年12月 8日(火)13:30~16:40(受付開始13:00)
2) 会場 大阪市中央公会堂 小集会室
URL: https://osaka-chuokokaido.jp/map/
住所: 大阪市北区中之島1丁目1番27号
Social distance配置の会場とTeamsによる遠隔参加
当日の連絡先: 06-6227-4002(関西部会事務局)
3) 参加費 M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
尚、今回の交流会はなしとさせていただきます。
(当日も会員加入の手続きもさせて頂いております)
4) 参加 会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です。
下記のページからお申込みください。
⇒
・会場参加者:先着40名様(聴講+質疑応答)
・会場参加者はマスク着用でご来場ください。
発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と
体温測定にご協力ください。
5) 主催 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会
2.プログラム
Ⅰ.M2M・IoT研究会関西部会長挨拶 ・・・ 13:30~13:35
NPO法人M2M・IoT研究会 関西部会 部会長 西村 雄二
Ⅱ.講演-1 ・・・ 13:35~14:35
題目 【最適化機能を持ったAI技術とその活用法】
大阪工業大学 情報科学部 准教授 平嶋 洋一 先生
概要: 深層学習は教師データの質が学習後の識別性能を左右する、教師付き学習法である。うまく学習ができた場合の成功事例は医用画像における病巣部位の抽出、小売店のレジにおける売り上げ商品の識別、大量の論文データからの文献スクリーニングなどがある。一方、教師なし学習法として知られている強化学習は、適切な問題設定ができれば、少ない情報から最適解が得られる。応用例として、経路ナビゲーション、意思決定支援、物流スケジューリングなどがある。深層学習も強化学習もデータを利用した学習法であるが、両者は異なる特徴を持つ。強化学習側から光を当てながら、実例を交えて、両学習法の得意分野、不得意分野、連携の可能性などについて紹介する。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 14:35~14:50
Ⅲ.講演-2 ・・・ 14:50~15:50
題目 【Google Cloud Platformで実現する業務で使える
機械学習サービス】
クラウドエース株式会社 事業推進本部 大阪支社長 西村 武彦 様
概要: 近年で飛躍的に市場規模が拡大し、ビジネスの現場でも「AIを活用した働き方改革」が叫ばれるなど、ソリューションへのニーズが高まっているAI・機械学習について、Google Cloud Platformの概要と、AIの専門知識がなくても高精度な音声・画像認識が実現できる機械学習サービスをどう業務に活用するか、デモを交えて紹介します。
(休憩 ・・・ 15分) ・・・ 15:50~16:05
Ⅳ.関西部会幹事会新規参加企業紹介と ・・・ 16:05~16:35
IoT・AI事例紹介
日東コンピュータサービス株式会社
Ⅴ.講演会終了の挨拶 ・・・ 16:35~16:40
NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会 副部会長 山崎 貞彦
(日本マイクロシステムズ株式会社 代表取締役会長)
なお、プログラムについては、状況に応じて変更させて頂く場合がありますので、ご了承の程、よろしくお願い致します。
以上
Rev1.2
NPO法人M2M・IoT研究会
第17回専門部会セミナーの御案内
-M2M・IoT研究会発足10周年ー
主催:NPO法人M2M・IoT研究会(URL: https://www.m2msg.org/
1.開催趣旨
はやいもので,2010年5月12日にNPO法人M2M・IoT研究会の前身であるM2M研究会が発足してから10周年を迎えることができました.発足当時はまだIoTという言葉が広まっておりませんでしたが,現在ではIoTという言葉が当たり前のように身近な分野に浸透してきています.M2M/IoTにより収集されたビッグデータとAI技術による認識・評価・分析技術によりますます応用分野が広がり,新しいイノベーションが注目されています.今回は,新型コロナウィルスの影響もあり,講演会場と遠隔視聴を組み込んだ形式で開催することにいたしました.AI/IoT分野の最先端で活躍されている大学,大手企業,ベンチャー企業の方々に,それぞれの分野での最新の取り組み状況と今後の動向等について,ご講演をいただくことに致しました.また,10周年ということでM2M・IoT研究会で取り組んでいる「実習型AI教育法」について紹介する予定にしております.是非,ご参加をお願いいたします.
参加申込みページへ
2.開催要領
(1)日時:2020年10月24日(土) 13:00~17:30,交流会 はありません
(受付開始12:30)
(2)会場:藤沢商工会館ミナパーク 502会議室(会場変更)
(JR藤沢駅北口より徒歩5分,マスク着用でご参加ください)
Social distance配置の会場とZoomによる遠隔参加
会場のご案内(URL:https://www.fujisawa-cci.or.jp/access/)
TEL:0466-27-8888
(3)参加費:セミナー:M2M・IoT研究会会員無料,非会員無料,学生無料
(4)参加申し込み方法:会場参加と遠隔参加ともに事前の申し込みが必要です.参加される方は、こちら(参加申し込みページへ)からお申し込みください.
・会場参加者:先着30名様(聴講+質疑応答)、遠隔参加者:先着80名様(聴講のみ)
・会場参加者はマスク装着でご来場ください。発熱や体調不良の方のご来場はご遠慮ください。また、会場入口での消毒スプレーによる手の消毒と体温測定にご協力ください。
3.プログラム
司会 M2M・IoT研究会副理事長・技術専門部会長,
サイバー大学教授 清尾 克彦
・プログラムの紹介・・・13:00~13:05:会場
Ⅰ M2M・IoT研究会理事長挨拶と10周年活動状況報告
・・・13:05~13:30(25分):会場
NPO法人 M2M・IoT研究会理事長 小泉 寿男
Ⅱ 講演(講演は講演会場または遠隔場所からの発信になります.)
(1)基調講演・・・13:35~14:25(50分):遠隔
「コロナ禍での大学の変革とデジタルトランスフォーメーションの展望」
芝浦工業大学 副学長,システム理工学部 教授 井上 雅裕先生
<概要>コロナ禍をきっかけに、世界中の大学でオンライン授業が実施されEdTechの導入が一気に進み、大きな変革が進行している。オンライン授業は時間と空間の制約を受けない、授業形態の工夫で学生とのコミュニケーションが向上する、国際的な協働作業がいつでもどこでも実施可能、講師を国内外から距離の制約なく招聘可能などの長所がある。コロナ後に大学教育の形態が元に戻ることはなく、対面授業とオンライン授業の長所を組み合わせた大学教育、国際連携、産学連携、リカレント教育のデジタルトランスフォーメーションが進む。
(2)講演1・・・14:30~15:10(40分):遠隔
「パナソニックのAI活用 ~次のステージへ~」
パナソニック株式会社テクノロジー本部デジタル・AI技術センター
所長 九津見 洋 様
<概要>同社では,様々な事業領域が豊富な知識や経験を有することで,リアルなデータも蓄積されつつある.AI の活用にはこのような知識やデータが不可欠となる.AI 活用の考え方と取組みを具体的な適用例を交えて紹介するとともに,次のステージに向けた開発プロセスや人材育成についても解説する.
休憩(15分)
(3)講演2・・・15:25~16:05(40分):遠隔
「福井工業大学における中小企業のIoT化推進と
IoT人材育成の取り組み紹介」
福井工業大学 AI&IoTセンター 環境情報学部 経営情報学科
教授 北上 眞二先生
<概要>IoTは,2030年までに第4次産業革命を牽引すると共に,地域産業の活性化や老朽化した社会インフラの整備など,成熟化した日本の様々な問題を解決するための社会基盤になることが期待されている.しかしながら,福井県内の企業は,AIやIoTに対する関心は全国平均より高い反面,導入率は全国平均を下回っている.本講演では,福井工業大学における中小企業のIoT化推進とIoT人材育成の取り組みについて紹介する.
(4)講演3・・・16:10~16:50(40分):会場
「AI社会実装を加速させるエッジコンピューティング」
Idein株式会社 代表取締役 中村 晃一様
<概要>画像認識や音声認識,センサー情報解析などのAI技術を活用すると従来は取り扱う事が難しかった実世界のさまざまな情報を活用した新しいビジネスが可能となるが,通信料,遅延,プライバシーなどの問題が大きな壁となる.エッジコンピューティング・エッジAIはこれらの問題を解決するアーキテクチャとして注目されており,当社ではこれを誰もが手軽に使えるようなプラットフォームの提供を行なっている.本講演では,エッジコンピューティング技術が必要となる背景や普及のための技術的課題について解説をした後,当社の取り組みについて具体的な利用事例を交えつつ紹介する.
Ⅲ M2M・IoT研究会活動報告
・実習型AI教育法改版の開発状況報告・・・16:55~17:25(30分):会場
「AI応用プロトタイプ構築によるAI活用スキル向上のための
AI教育法の紹介」
NPO法人M2M・IoT研究会理事,東海大学教授 大江 信宏
<概要> IT系技術者のみならず,それ以外の技術者や営業,スタッフにおいても,AIを活用できる人材が求められている.M2M・IoT研究会では,これらのニーズを踏まえた実習型学習法を開発してきた.これまでの,事例や教材プロトタイプ実習によるAI学習に加え,今回,さらに画像処理による部品形状異常検知システム ・画像処理による工場内異常検知 ・オープンデータ活用による顧客データの分析 ・機器振動波形異常検知 の4つの応用プロトタイプを開発し,実際の現場にAIを活用するスキルを習得できる教育法として改版している.本報告ではその内容を報告する.
・講演会終了の挨拶 ・・・17:25~17:30:会場
NPO法人 M2M・IoT研究会副理事長,株式会社VCJ 代表取締役社長/CEO 飯田秀正
(2019年10月5日(土)、鎌倉芸術館集会室にて開催)
当日は、土曜日にもかかわらず、95名の方々にご参加いただき無事終了することができました。心より御礼を申し上げます。
今回のセミナーでは、「AI/IoTの最先端研究開発とムーンショットを狙うベンチャー企業の活動紹介」というタイトルのもとに、それぞれの分野で活躍されている5名の方々にご講演をいただきました。
ご講演に先立ちまして、小泉寿男理事長より、ご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況を報告させていただきました。
最初の講演として、三菱電機㈱情報技術総合研究所の井須芳美様より、「三菱電機のAI技術/Maisartの取り組み紹介」と題して、AIの最先端技術を生かして、演算量を削減し、機器に容易に搭載できるようなAIのコンパクト化など、全ての機器をより賢くするAI技術(Maisart)についてご紹介いただきました。
二つ目の講演として、静岡大学 学術院 情報学領域の峰野博史先生より、「IoTとAIを活用した高糖度トマト栽培技術の紹介」と題して、IoTやAIといった情報科学を活用して、農学はもちろん植物生理学や植物生態学の知見を得ながら、植物の状態を見極めかん水のタイミングを判断するAIを用いた高糖度トマト栽培技術についてご紹介いただきました。
三つ目の講演として、株式会社ViAR&E 代表取締役の市浦茂様より、「農業、畜産へAI/IoT/ロボット活用の実践事例のご紹介」と題して、センサーを使った状況の見える化技術と移動ロボットを活用したセンシングによる生育データの収集とそのビックデータを分析、活用、収穫作業の自動化へ向けた研究と事業化へ向けた試みについてご報告いただきました。
四つ目の講演として、A2O株式会社代表取締役社長の寺田 豊計様より、「”How the Home will be a Super-Computer” – 「スマートホーム普及の条件とは」」と題して、人が操作をしなくても、家のAIスーパーコンピューターが住人の行動を学習・予測し自動的に動作する時代を見据えて、米国シリコンバレーの同分野の最先端技術スタートアップBrain of Things(Caspar)社の取組みをご紹介いただきました。
最後の講演として、ギルドラボ株式会社 代表取締役 早川 祐太様より、「機械学習を活用したプロジェクトの紹介」と題して、若きベンチャー企業の積極的な活動の中で、サプライチェーンや外部調達を効率化してコストダウンする事例など興味深い活動内容を紹介いただきました。
それぞれのご講演とも大変興味ある内容で、活発な意見交換を行うことが出来ました。
また、発表会終了後の交流会の席でも、参加者の皆さんが相互に情報交換されて、有意義な時間を過ごされたことと思います。
今後とも、より充実した専門部会セミナーとなるよう取り組んでまいりますので、引き続き,皆様のご支援のほど宜しくお願いいたします。
<会員様向け>
なお、会員限定コンテンツとして、本セミナーの講演資料については、許可をいただいた範囲内で、M2M・IoT研究会のホームページにアップロードし、会員の皆様に公開いたしましたので活用ください。
会員の方は、右サイドの会員専用からログインして、会員限定ページから閲覧/ダウンロードしてください。
ユーザIDとパスワードは、会員の皆様に別途メールでご案内している通りです。ユーザIDとパスワードが不明の会員の方は事務局までお問い合わせください。
コンテンツの再配布はご遠慮ください。また、内容を利用される場合は、著作権にご注意ください。
M2M・IoT研究会 副理事長、技術専門部会長 清尾克彦
2019年3月1日
NPO法人M2M・IoT研究会
IT業界では、クラウドサービスとIoTの普及が目覚ましく、その活用が製造業分野でも始まっています。
この分野ではドイツ、米国が先行していますが、日本も政府が「Society 5.0」で社会インフラ改革の方針を策定し、その中で「工場のICT・IoT化」と「エッジコンピューティング」を推進課題として取り上げています。
当研究会では、日本の製造業における「ICT・IoTと工場自動化(FA)の融合」の現状を学ぶ機会を設けるため、昨年の12月1日(土)に「工場IoTミニシンポジウム」を実施しましたので、以下に概要を報告します。
なお、当研究会の会員の皆様には、下記講演の③④⑤のプレゼンテーション資料を会員限定サイトよりご覧いただくことができます。
1.日 時: 2018年12月1日(土) 14:00~17:00
交流会17:30~19:00
受付開始 13:30 ~
2.会 場 藤沢商工会議所ミナパーク 5階 504室
JR 藤沢駅下車 北口より徒歩3分
3.参加費: 会員:1,000円、非会員:2,000円、 賛助会員、学生:無料
4.主 催 NPO法人M2M・IoT研究会 (https://www.m2msg.org/)
連絡先:NPO法人M2M・IoT研究会 学術専門部会 三井 浩康
5.シンポジウムのプログラム(14:00~17:00)
司会 M2M・IoT研究会 辻 秀一 理事
① 理事長挨拶 M2M・IoT研究会 理事長 小泉 寿男 14:00-14:05
② 講演1 『FA制御システムとエッジコンピューティングの連携
によるトータル生産性の向上』 14:05 ~ 14:50
講師 三菱電機システムサービス 加知 光康氏
概要 FAにおけるICTの進化は、工作機械の性能評価法が定量化されたことにより始まり、CNCは完全デジタル制御化され、高速サーボネットワーク接続が図られた。技術の流れは一般産業用サーボやPLCの知能化へと拡大し、スマート工場を実現できるe-F@ctoryへ進化した。
当社では、FA制御システムと自社製品SCADA(SA1-m)を連携させることにより、生産現場の変化を見える化し、各種設備診断機能でダウンタイムの削減を支援している。SA1-mは、Edgecross Consortiumの認定製品であり、普及拡大するロボット稼働監視機能による予知保全化等でトータル生産性向上への貢献を目指している。
FA(Factory Automation)、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)
⓷ 講演2 『開かれたオープンプラットフォームとその展望』
~ものづくり現場をスマートに高度化する「Edgecross」がつくる未来
14:50 ~ 15:35
講師 三菱電機 FAソリューション事業部 吉本 康浩 氏
概要 本講演では、企業・産業の枠を超えてITとFAを連携するエッジコンピューティング領域のオープンプラットフォームである「Edgecross」の取り組みや活用事例などを紹介する。
④ 講演3 『日本の工場でも進むConnected Industriesの取組み』
15:45 ~ 16:25
講師 M2M・IoT研究会 三井 浩康氏
概要 IoT化、クラウド化による情報処理拡大とAI活用によるビッグデータ解析技術は、ロボッ ト技術や制御分野にも拡がり、産業や就労の形態を変えておる。欧州のIndustrie 4、0、米 国のIIC、中国の製造2025、日本のSociety 5.0など、世界で産業構造の変化が起こりつつある。クラウド側の情報処理では米国企業が巨大な力を発揮している。今回、我が国の工場 IoT分野の現状と課題、工場のIoT化の事例について紹介する。
⑤ 講演4 『インダストリ4.0(独)/IIC(米)と日本の製造業IoTに
関する考察』 16:25~ 17:00
講師 M2M・IoT研究会 小泉 寿男氏
概要 インダストリ4.0(独)の特質は、大量生産のカストマイズとディジタルツイン、および PLM(製品のライフサイクル管理)の3点である。IIC(インダストリアル・インターネット・コン ソーシアム:米)の特質は基盤OS(Predix)上のアプリケーションソフト群の形成にある。いず れも、日本の製造業IoTではあまり重視されていない。それは何故か、それでよいのかについ て考察する。
⑥ 交流会
17:30 ~ 19:00 講演会場で実施。参加費1,000円(学生無料)