第11回 関西部会講演会終了のご挨拶/会員限定コンテンツ公開

11回関西部会講演会は、2019年6月6日(木)に、大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室にて多くの方にご参加を頂き、盛況に開催でき無事終了致しました。心より御礼申し上げます。

今回は、【IoT・AIを活用した人の生活拡張サービスに向けた最新の研究動向と、5G時代を迎えてIoTの活用による社会と企業のデジタル変革向けた最新の取組み状況】のテーマで、研究法人で研究をされておられる方と、企業でご活躍をされておられる方にIoT・AI関連技術の最新動向とそれを活用したビジネスモデル事例についてご講演をして頂き、関西部会幹事企業からはIoT・AI事例紹介もさせて頂きました。

最初に講演1として、産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 生活機能ロボティクス研究チーム長 松本 吉央 様に「IoT・AI時代の生活拡張サービスとデータデザイン」のテーマで、IoT時代を迎えた価値の変化や、製造業のサービス化についてご紹介をして頂き、特にIoTで取得した個人の状況や活動に応じ、生活支援、就労支援サービスを提供しつつ、収集したデータをAIで知識化してサービスの高度化に還元するビジネスサイクルの創出事例についてご紹介をして頂き、IoT・AI技術を活用したデータとサービスデザインの枠組みによる人間能力の拡張に向けた研究内容・事例などについて幅広い内容をご講演して頂きました。

次の講演2として、株式会社NTTドコモ 関西支社 法人営業部 ビジネスデザイン 主査 芝 健介 様に「NTTドコモ IoT/M2Mの取組みのご紹介」のテーマで、デジタルトランスフォーメーションに向けたIoT/AI/5Gを活用したデジタル化による新たな価値の創出の取り組み内容や、モバイルネットワークサービス内容、IoTマネジメントサービス事例、モノづくり現場のデジタル化事例、また、Maas(Mobility as a Service)の取り組みについてはAIタクシーやAIバスの事例についてもご紹介を頂き、多くのお客様と作り上げた導入の実例を交えながら、今後の展望を紹介して頂き、幅広い内容をご講演して頂きました。

次に、関西部会幹事企業のIoT・AI事例として、永柳幹事からアイテック阪急阪神株式会社が取り組まれている「マチナカミマモルメ」や「チャットボットソリューション」「AI(ディープラーニング)」等について、ご紹介して頂きました。

また、最初に小泉理事長にはご挨拶とM2M・IoT研究会の活動状況についてご紹介して頂き、最後に関西部会の山崎副部会長から講演会終了挨拶をして頂き、盛況に開催を終えることができました。

 講演会後に開催しました交流会では、松本様、芝様にもご参加頂き、ご講演者の方々や参加された皆さん相互での交流ができ、楽しく有意義な情報交換・交流の場として開催することができました。

 講演会、交流会の開催に際しましては多くの方々のご協力を得て開催させて頂くことができました。真に有難うございました。深く御礼申し上げます。引き続きM2M/IoTに関する最新事例・技術研究を進めて応用ビジネスの発掘・展開に繋がり、関西地区の活性化に少しでも貢献できるように活動を進めさせて頂きますので、ご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

なお、会員限定コンテンツとして、本講演会の講演資料を公開しました。

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2019年6月27日 NPO法人 M2M・IoT研究会 関西部会長 西村 雄二