【終了】2016年10月1日(土)/第13回専門部会セミナー

第13回専門部会セミナーの御案内
-第一線の専門家が語る
世界トップクラスFAとM2M/IoT最先端技術-

1.開催趣旨

 いまや、M2M/IoTの分野の進歩は著しく、AIの発展と融合して新しい局面を迎えています。FA(ファクトリ・オートメーション)分野におけるM2M/IoTの展開、M2M/IoTにおける集中から分散への流れとAI(人工知能)との融合、M2M/IoTとロボットとの連携など、M2M/IoTの応用展開が進んでいます。また、このようなM2M/IoT分野で飛躍を遂げるには、M2M/IoTを使いこなし、新しいビジネスを創造できる人材の育成が求められています。
今回はこのような状況を踏まえて、M2M/IoT分野の最先端で活躍されている方々に、それぞれの分野での最新の取り組み状況と今後の動向等について、ご講演をいただくことに致しました。是非、ご参加をお願いいたします。

2.開催要領

(1)日時

2016年10月1日(土)、13:50~18:00(受付開始13:20)
交流会 18:15~19:45

(2)会場

鎌倉芸術館集会室(JR大船駅より徒歩8分)
URL: http://kamakura-arts.jp/
TEL:0467-48-5500

懇親会会場:鎌倉芸術館内レストランパウゼ (TEL:0467-45-3140)

(3)参加費
<賛助団体会員の方はセミナーに無料で参加いただけることとなりました。
また、学生の方は、交流会にも無料で参加いただけることになりました。(2016/9/15改定)>

セミナー    M2M研究会会員・賛助団体会員1,000円
                 M2M研究会会員:1,000円、賛助団体会員:無料
                 非会員:2,000円、学生:無料

交流会    参加者全員:3,000円
               M2M研究会会員/賛助団体会員/非会員:3,000円
                学生:無料

(4)参加申し込み方法

下記のページからお申込みください。

https://www.m2msg.org/?p=4378

3.プログラム

司会 M2M研究会副理事長・技術専門部会長
サイバー大学教授 清尾克彦

Ⅰ M2M研究会理事長挨拶・・・13:50~14:10

「M2M研究会5年間の歩みと今後の展望」
NPO法人 M2M研究会理事長 小泉寿男

Ⅱ 講演

(1)基調講演 ・・・14:10~15:10

「三菱電機の考えるものづくりにおけるデジタル技術の活用とIoT」
三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 副事業本部長
執行役員 山本雅之

<概要>IT技術の急速な進化と普及、所謂「モノ」があふれる中での消費者の価値観の変化など、社会が大きく変化しつつある環境下、モノづくりの世界でもIT技術を活用して生産性を向上させたり、品質を向上させたりする活動が以前に増して活発に行われるようになってきた。日本のモノづくりは、製造現場を中心に既にかなりの分野でIT技術の活用は進んできているものの個別の最適化の範囲にとどまり、市場や社会を俯瞰した全体の最適化の視点ではまだまだ多くの課題がある。今回は、モノづくりにおける潮流と最新の状況、三菱電機FAシステム事業でのモノづくりへの考え方とコンセプトであるe-F@ctoryの紹介、更に現場で導入してきたIT技術の活用例を紹介しながら、IoTという言葉に踊らされることなく、モノづくりの本質はそのままにIT技術を活用していくことの必要性と方向性を考察する。

<休憩・・・5分>

(2)特別講演1 ・・・15:15~16:05

「IoT時代の新アーキテクチャ」
株式会社Preferred Networks
最高戦略責任者 丸山宏

<概要> IoTが普及するにつれ、現在主流のクラウド中心のシステム・アーキテクチャから、よりネットワークのエッジでの処理の重要性が大きくなる、エッジ・ヘビー・コンピューティングの時代がやってくる。ここで鍵となる技術が、分散深層学習である。本講演では、これら2つの技術の最新動向について概括し、今後の流れを展望する。

<休憩・・・10分>

(3)特別講演2・・・16:15~17:05

「スマートロボットが切り開く未来:Pepper
~SoftBankのロボティクス戦略~」

ソフトバンク株式会社 法人第三営業本部 営業推進部
担当課長 石田 雄太

<概要>すでに普及が始まっているスマートロボットの未来を、弊社のPepperを例にその戦略や具体的な活用事例を交え技術的なことに詳しくない方にもわかりやすく説明する。

<休憩・・・5分>

(4)特別講演3・・・17:10~18:00

「IoT分野の人材育成動向と課題」
独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材育成本部
IT人材育成企画部長 片岡晃

<概要> IoT時代は、産業の垣根を越えたイノベーションが期待されている。このような環境変化に伴い、IT技術者もそれぞれの技術分野で求められるスキルが変化している。また、個々の技術分野の専門家だけでなく、事業全体の技術を俯瞰し全体を設計する能力、新事業や新業務、新サービスを生み出す役割をより求められるようになっている。しかし、このような人材は圧倒的に少ない。国内外の事例なども踏まえて現状と課題をお話する。

講演会終了の挨拶 ・・・18:00

交流会 ・・・18:15~19:45 (鎌倉芸術館内レストランパウゼ)

ご講演者と参加者の交流の場ですので、多数の方のご参加をお願い致します。