【終了】2012年11月17日(土)/第5回専門部会セミナー

NPO法人M2M研究会 第5回専門部会セミナーの御案内
-M2Mの最新動向とM2M応用事例-

主催:NPO法人M2M研究会(https://www.m2msg.org/ )

1.開催要領

(1)  日  時 2012年11月17日(土) 13:00~17:40(受付開始12:30)
懇親会/交流会:17:50~19:30
(2)  会  場 東京港区 機械振興会館会議室B2-1(地下2階)
懇親会:食事処「うすい」(地下3階)
<最寄駅>
東京メトロ日比谷線神谷町駅下車 徒歩8分
都営地下鉄三田線御成門駅下車 徒歩8分
<詳細>
http://www.jspmi.or.jp/about/access.html
(3)  参加費 ●セミナー参加費:
M2M研究会会員1、000円、非会員2、000円、学生無料
●懇親会/交流会参加費: 3、000円
当日、M2M研究会への入会も受け付けております
(4)  参加申込み 下記のページからお申込みください。
(メールでの参加申込み方法についても記載しております)
https://www.m2msg.org/?p=1782

2.プログラム

Ⅰ.M2M研究会理事長挨拶 ・・・13:00~13:10 

NPO法人 M2M研究会 理事長 小泉 寿男

Ⅱ.講演
(1)特別講演 ・・・13:10~14:10
力と動きをインターネットで伝える技術
~制御理論と情報通信の融合がつくる新しいコミュニケーションの世界~」 

東京電機大学未来科学部ロボット・メカトロニクス学科教授
汐月 哲夫

<講演概要>
ネットワークを介して力や動きを伝えることができると、画像情報だけで遠隔操作するよりもずっと高い操作性が得られる。しかし、インターネットのようなコンピュータネットワークを介してこれを行うと、その伝達遅延のために不安定現象が起きてしまう。この講演では、制御理論と情報通信の融合がその問題解決のひとつの解を提供できることを示す。そして、このような異分野融合によって新しいコミュニケーションの世界が広がる可能性について議論する。

(2)講演1 ・・・14:10~15:00
ソフトバンクのM2M事業戦略」 

ウィルコム 法人事業統括部 M2M推進部長
兼ソフトバンクテレコム パートナー営業本部 M2M推進第1部長
兼ソフトバンクモバイル ビジネス推進統括部 M2M推進第1部長
荒木健吉

<講演概要>
ネットワークに繋がれた機械同士が情報交換するM2M(Machine to Machine)サービスが無線通信を使ってさまざまな分野で進んでいる。自販機の在庫管理、バスの運行管理、重機の稼働管理、などの利用のほか、新たなサービスを提供しようとする企業が、センサー、家電、ロボット、車などをネットワークに接続して多種多様なシステムを構築する取組を始めている。ソフトバンクが捕らえているM2M市場、インフラの特徴、事例紹介し、戦略を解説する。

<休憩・・・10分>
(3)講演2 ・・・15:10~16:00
欧米のM2Mビジネス戦略とoneM2M」 

独立行政法人 情報通信研究機構 執行役
富田二三彦

<講演概要>
いよいよ各国の標準化団体を中心とする国際的なパートナープログラム「oneM2M」が始動した。標準化は重要なビジネスツールのひとつであり、oneM2Mの発足は、いよいよ欧米中韓がM2Mに関する新ビジネスに乗り出す前触れと見なすことができる。欧米の思惑やビジネス動向を背景にしたoneM2M発足までの国際情勢から、oneM2M発足後の最新状況を紹介し、これからの日本のビジネス戦略を考える。

<休憩・・・10分>
Ⅲ.M2Mシステム事例とデモ ・・・16:10~17:40
(1)「M2Mシステム開発キットMDK-Shibaの概要と特徴」(16:10-16:40) 

バレー・キャンパス・ジャパン社 社長
飯田秀正

<講演概要>
MDK‐Shibaは、世界的ビジネス・技術トレンドであるM2Mに対応し、センサで検知した情報を、Nodeを経由して、スマートフォンなどの携帯端末やクラウドのDemoアプリ内で表示できるようにする、初心者にもビジネスにも使える世界初のM2M開発キットである。これらのキットを、多様なセンサ(温湿度、人体、加速度など)と組み合わせることによって、様々なM2Mシステムを実現することができる。今回、M2Mシステム開発キットMDK‐Shibaの概要と適用用途を紹介する。

(2)「M2Mデータ分析サービスシステムの試作とデモ」(16:40-17:40) 

NPO法人 M2M研究会 清尾克彦・北上眞二・山本森樹

<講演概要>
MDK-Shibaを使ったM2Mクラウドプロトタイプ(M2Mサービスシステム)の試作事例として、大量データ、リアルタイム性、および深い分析の3つの要件を満足させる、SQLiteやRなどのオープンソースソフトウェア環境を活用したM2Mデータ分析サービスシステムを試作した。今回、試作例の紹介とデモを行う。

Ⅳ.講演会終了の挨拶
懇親会/交流会(地下3階 食事処「うすい」) ・・・17:50~19:30 

引き続き地下3階で懇親会/交流会を行います。上記の「M2Mシステム開発キットMDK-Shiba」と「M2Mデータ分析サービスシステムの試作とデモ」の詳細についての質疑応答を並行して受けたまわります。多数の方のご参加をお願い致します。