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M2M研究会 第3回専門部会セミナー終了の挨拶

(2011年10月22日、鎌倉芸術館にて開催、技術専門部会・ビジネス応用専門部会共催)

 当日は、天候が心配されましたが、47名の方々に参加いただき無事終了することができました。ご多忙の中、多くの方々に参加いただき御礼を申し上げます。
 今回のセミナーは、M2M研究会会員から、いろいろな分野での活動事例を発表いただきました。最初のM2M標準化の動向の発表は、独自の視点から国内外の標準化活動の内容が分かりやすく整理されており、大変興味ある内容でした。他の発表においても発表者自身の具体的な取り組みが紹介され、活発な意見交換を行うことが出来ました。
 発表会終了後の懇親会の席でも、参加者の皆さんが相互に情報交換されて、有意義な時間を過ごされたことと思います。
 なお、本セミナーの講演に使用されたパワーポイントの内容は、後日、M2M研究会のホームページにアップロードし、会員の皆様に公開します。

今後は、NPO法人化を踏まえ、より充実した専門部会セミナーとなるよう取り組んでいきたいと思います。引き続き,今後とも皆様のご支援のほど宜しくお願いいたします。

2011.10.25   M2M研究会
技術専門部会長 清尾克彦

[BCN] <いまさら聞けないキーワード>M2M(Machine to Machine)

LINK: BCN

“M2Mの普及が急速に進んでいるのは、中国などの新興国だ。新興国は経済発展に伴って農村部の都市化が課題になっており、交通整理や電力供給にあたって、M2Mを技術基盤とした「スマートシティ」化に力を注いでいる。東日本大震災の発生後、日本においても「スマートシティ」がエネルギー問題の解決策の一つとして注目を浴びるようになり、M2Mの本格的な需要が盛り上がりつつある。”

 

[ITpro] 2012年の戦略的技術はモバイル、ソーシャル、ビッグ・データなど、ガートナー発表

LINK: ITpro

“米Gartnerは2011年10月3日、2012年の戦略的テクノロジートップ10を発表した。”

“モノのインターネットへの接続(インターネット・オブ・シングス)が今後増えていき、「建物内のセンサーや機器、商品の状態などがインターネットにつながり、その大量のデータの管理が課題になっていく」(クランチVP)。大量データ処理はヘルスケア分野の革新にもつながる可能性がある。「テラバイト単位の遺伝子を解析して、薬の効用が分かるとことも期待できる」(クランチVP)。大量データ処理を支える技術として、クラウドコンピューティングのほかイン・メモリー・コンピューティング、超低消費電力サーバーが鍵になるとしている。”

 

[ITpro] 機械の稼働率を向上、富士通のM2Mソリューション展示

LINK: ITpro

“富士通は2011年10月12日、IT分野の総合イベント「ITpro EXPO 2011」に、M2M(マシン・トゥ・マシン)の技術を使ったシステムソリューションのデモを展示した。”

“富士通の説明員によれば、「コストや機能の面からM2Mの実現を諦めていた、という企業からの引き合いが増えている」。今後の方向性としては、ビッグデータやビジネスインテリジェンスの技術と組み合わせるソリューションが考えられるという。「収集した機器の稼働データを総合的に分析し、故障の予兆を自動検出できるようにしたい、というニーズが寄せられている」(説明員)。”

[ITpro] M2M製品間の世界標準規格を固めて市場拡大につなげる

LINK: ITpro

ETSI M2M標準化会議 議長Enrico Scarrone氏のインタビュー記事

“そこで我々は、センサーを備えたデバイスと、各デバイスの情報をネットワーク経由で集約し処理するプラットフォームとの間に、相互接続用の中間インタフェースを用意しようとしている。具体的にはデバイス側に、クライアント用アプリケーションとミドルウエアを実装する。このクライアント側のミドルウエアと連携するための機能を、プラットフォーム側にも実装する。 “

“これにより、M2Mのアプリケーションはデバイスの種類や、利用するネットワークの種類を問わずにデータを収集できるようになる。そうなることでM2M関連の製品・サービスのコストが下がり、市場が拡大していくと信じている。”

[WirelessWire] 携帯通信端末数、2020年には240億台に – M2Mが牽引(GSMA予測)

LINK: WirelessWire

“M2M(Machine-to-Machine)などの分野については、家電関連の売上が4450億ドル、自動車関連が2020億ドル、医療関連が690億ドル、そして電力・ガスなどのユーティリティ関連が360億ドルになると予想されている。”

“われわれはいま、無数のコネクテッド・デバイスが世界中に溢れるような新しい時代に足を踏み入れつつある。この(接続端末)増加の大半はM2Mによるものとなるが、携帯通信事業者や端末ベンダー、サービスプロバイダーなどの関連各社にとっては、この変化がもたらすチャンスにどう対応するかが将来の事業の成否を分ける鍵になる(Machina Research/Jim Morrish)”

[NIKKEI] IT大手、機器間通信に参入

LINK: NIKKEI(日経新聞)  ・・・会員登録必要

“M2Mの実用化には(1)機器の動作状況を常時把握するセンサー技術(2)収集した大量のデータを解析する高機能サーバー(3)低コストの高速通信回線――などが必要。IT各社はこうした機能を盛り込み、様々な業種・分野で共通して利用できるシステム基盤を開発。顧客ごとにシステムを構築する場合に比べ導入費用を2割程度減らせる点を訴えて受注を目指す。”

 

[businessnetwork] エリクソンがキャリアに新提案「儲かるM2M」

LINK: businessnetwork

“EDCPは、M2Mアプリケーションで使われることが多い網機能(位置情報、接続品質制御、プレゼンス、メッセージングなど)をまとめて提供できる仕組みを持つ。これらの機能はAPIを介して、実際にサービスを行う事業者がM2Mシステムに組み込むことができる。通信キャリアが、このプラットフォームを導入すれば、企業やサービス提供会社は高度なM2Mシステムを容易に構築できるようになるのだ。”

“最近、同社が注力しているのがプローブ情報の活用だ。スマートフォン等から得られる現在位置や加速度といった情報を収集、分析して交通情報を生成。例えば、事故や災害発生時に特定の危険エリアにいる車両に対して一斉に緊急通報などの情報提供を行う「ジオキャスト」の実用化も進められているという。”

[EETIMES] なぜ今M2Mネットワークなのか?、注目を集める2つの理由

LINK: EETIMES

“現在のM2Mサービスは特定の機器や業種に最適化されており、個別のシステムになっていることだ。各企業がバラバラのシステムで事業を進めており、これでは用途や業種を横断した広がりが見込めない。M2Mネットワークを広げるには何が必要か。それは、全体最適化された水平統合システムだろう。すなわち、業種によらない共通の仕組みを採用し、プラットフォーム化することである。プラットフォームを公開してさまざまな業種に水平展開することで、M2Mネットワークはいろいろな利用シーンに広がるだろう。”

“さまざまな業種の異なる種類のデータを蓄積しておくことで、さまざまな新しいアプリケーションサービスが生まれるだろう。ある目的に取得したデータは、違う目的にも有効に活用できるケースが多くあるからだ。”

 

[ITmedia] M2Mサービスは日本のお家芸になるか

LINK: ITmedia

“これまで基本的に人が意図を持って情報を取得して意思決定を行う「デマンドドリブン型」だったアプリケーションを、状況の変化に応じて人(モノ)に情報を提供し意思決定を促す「イベントドリブン型」のアプリケーションに移行していく必要があるというものだ。M2Mはまさにその象徴的な仕組みだという。”

“クラウドは業務効率や柔軟性の向上、所要コストの最小化をもたらす。一方のM2Mサービス・プラットフォームは、ビジネス価値の創出や企業競争力の向上をもたらす”