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[IDC Japan] プレスリリース:国内医療/健康/介護福祉関連IT市場予測を発表

LINK: [IDC Japan]

“医療や健康/介護福祉の分野では、インターネットに代表される消費者主導の情報通信系技術と、センサー/M2Mに代表されるものづくりで培われた電子制御系技術の融合によるイノベーションが注目されていますが、同様の動きは、家庭用エネルギー管理システム(HEMS:Home Energy Management System)やスマートビルディングなど、スマートシティの各領域でも進んでいます。IDC Japan ITスペンディング リサーチマネージャーの笹原 英司は「センサー/M2M技術を提供するベンダーは、健康医療に加えて、エネルギー、ビルディングなど、スマートシティの分野を超えた共通基盤としてソリューションを汎用化/モジュール化することを前提としたビジネスモデルを構築し、国際競争力を高めるべきである」と分析しています。”

[情報セキュリティ政策会議] M2Mセキュリティに関する施策について

7月4日に内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)にて開催された情報セキュリティ政策会議において、2012年度の情報セキュリティ施策「情報セキュリティ2012」(案)が公開されました。この中で、「新たな技術革新に伴う新たなリスクの出現」としてM2Mに関するセキュリティが大きく取り上げられており、M2Mセキュリティに対する施策案も明記されています。以下は、「情報セキュリティ2012」(案)からの関連部分の引用です。詳しくは、情報セキュリティ政策会議のホームページをご覧ください。

情報セキュリティ政策会議ホームページ:http://www.nisc.go.jp/conference/seisaku/

II 情報セキュリティを取り巻く環境の変化
③ 新たな技術革新に伴う新たなリスクの出現
 通信機器の小型化とネットワークインフラの発達により、家電や自動車、センサーなど様々なデバイスがネットワークにつながるようになり、それぞれが人を介さずに情報交換を行うM2Mの利用が広まりつつある。今後、より進化した位置情報技術、インターフェース技術、センサー技術等により、M2M の利用が更に広まれば、社会の幅広い分野でICT サービスの介在を特段意識せずその恩恵を享受できる環境が整備されると予想される。
 しかしながら、M2M の利用に係る環境整備は緒に就いたばかりであり、情報セキュリティ対策を念頭に置いた整備が行われる状況に必ずしもないことに加え、M2M で用いられる各種デバイスの大多数は、これまでネットワークに接続されていない、若しくは、クローズドネットワークを前提に設計されていた。これらがインターネット等へ接続されることにより、新たな脅威への対応が必要となる。例えば、デバイスのパッチ適用やアンチウイルス対策が行なわれていなかったり、暗号化や認証機能が不十分など、情報セキュリティ対策が適切に行われていない場合、デバイス経由で情報が漏えいしたり、デバイスそのものが不正コントロールされてしまうことなどが懸念される。
 そのようなM2M における情報セキュリティ対策については、従来の人を介在したネットワークに対する情報セキュリティ対策とは異なることから、政府、産業界をあげて早急に検討する必要がある。

III 基本方針
② スマートフォンの本格的な普及等新たな情報通信技術の広まりに伴うリスクの表面化に対応した安全・安心な利用環境の整備
     <中略>
さらに、近い将来、スマートグリッドをはじめとするM2M の利用が拡大すると見込まれている。この結果、人が認識しない中で大量の情報がやりとりされ、その情報を基に機械的に最適と判断された状態に移行していくこととなる。これらのネットワークに係る情報セキュリティが侵された場合、システム全体が予期せぬ方向に向かうことも想定され、今後、M2M に係る情報セキュリティの確保も、重要な課題として取り組むべきである。

IV 具体的な取組
5 情報通信技術の高度化・多様化への対応
② M2M における情報セキュリティの在り方
スマートグリッドをはじめ、今後本格的な普及が予想されるM2M について、適切な情報セキュティ確保策を検討し、研究開発を推進する。
(ア) M2M における情報セキュリティの在り方の検討及び研究開発の推進(内閣官房、総務省及び経済産業省)
 M2M においては、情報の機密性や完全性等が失われた場合、社会的混乱を招くばかりでなく、情報通信技術基盤に対する信頼が損なわれる可能性があることを踏まえつつ、M2M における情報セキュリティの在り方の検討を行い、情報セキュリティ確保の観点も踏まえた研究開発を推進する。
(イ) スマートグリッドにおける情報セキュリティの在り方の検討(総務省及び経済産業省)
 スマートグリッドについて、情報セキュリティが確保されるようセミナー等のあらゆる場を通じた検討を行う。
(ウ) スマートグリッドの情報セキュリティ確保に向けた研究開発(経済産業省)
 スマートグリッドについて、情報セキュリティの確保の観点も踏まえた研究開発を実施する。
(エ) 省リソースデバイスにおける情報セキュリティ技術の研究開発(総務省)
 スマートメータやセンサなどでデータの収集を行う際、当該データの情報セキュリティの確保やプライバシーの保護は重要な課題である。このような省リソースデバイスに実装可能な軽量暗号技術や大規模ノードにおける認証・プライバシー保護技術などの研究開発を行う。

[ビジネス+IT] 森川博之東大教授:M2Mはグーグルやアマゾンへの対抗軸になる。求められるのは技術開発での「ストーリー」

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“Web上のサービスでは、いまやグーグルやアマゾン、フェイスブックなどがコアとなる事業領域を押さえています。そして、それぞれの企業がWeb上データのプラットフォームを構築して競争力の源泉とし、他の企業に対して圧倒的に有利な立場にいます。しかし、M2Mネットワークの領域であれば、彼らも我々と同じ土俵に立つことになります。なぜなら、彼らが集約しているデータはあくまでインターネット上のものだからです。我々には、Web由来のデータよりも桁違いに多いといわれるM2Mデータを集める『場』をつくり、整理・予測・発見につなげるDeep Analysisにつなげる仕組みを構築することが求められていると思います。(森川氏) “

[IT Pro] ビッグデータ活用の切り札、「M2Mクラウド」の威力

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“大量のセンサーから送られる「ビッグデータ」を活用する切り札として、「M2Mクラウド」が注目を集めている。データを収集、蓄積、分析するためのPaaSやSaaSといったクラウドサービスを、大手IT企業が相次いで提供。これを活用し、機器の監視や制御を実現するユーザー企業も登場している。”

“M2Mクラウドのデータストアとして活躍しているのが、KVS(キーバリュー型データストア)に格納したデータを分散処理するソフトである。M2Mクラウドで収集・分析するのは、機器のログデータや位置データなど。一つひとつのデータは独立していてサイズは小さいものの、絶え間なく押し寄せるタイプのデータだ。”

 

[ビジネス+IT] BEMSなどで急拡大するM2M市場、導入時に使い分けたい3つの実現手段

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“M2Mといったとき、多くの人がモバイル回線網の利用、いわゆるモバイルM2Mをイメージすることだろう。しかし、必ずしもあらゆるシーンでモバイル回線がM2Mに適しているかといえば、そうではない。”

“こうした中、バランスを鑑みた現実的な選択肢として浮上しているのが、低コストな固定通信網としてのADSLだ。モバイルより安定的で、光回線より低コストなため、実は多くのシーンでM2Mに最適な通信網が実現できる。”

[business network] HPが通信キャリア向けセミナー、クラウドとビッグデータの活用による収益創造を提案

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“同氏(HP デイビット・スライター氏)はまず、2012年の通信市場のトレンドとして、1)ビッグデータ、2)グローバル化、3)ソーシャルネットワーク/コミュニケーション、4)エコシステムの構築、5)M2Mの5つを挙げ、これらが何らかの形でクラウドと関連していると指摘した。”

[EETimes] 国境を越えるとM2Mはつながらない? 1枚のSIMカードで問題解決

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“普及が進むM2M通信には、弱点がある。通信規格や通信に対する規制が異なる国外では、接続できない可能性があるという点だ。長年、M2M通信サービスを提供しているTelenor Connexionは、「たった1枚のSIMカードがあれば、この問題を解決できる」と話す。”



[ITPro] 「電池1本で10年動く」、米GainSpanの省エネWi-Fiチップ採用機器が展示

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“組み込み機器向けで競合する無線通信規格としては、ほかにZigBeeやBluetoothなどがあるが、GainSpan製チップを使った無線LANデバイスは、少なくとも消費電力の点でそれら競合規格に対して見劣りすることはない。加えて、「無線LANの場合、スマートフォンが標準で搭載していて簡単に通信できる」というメリットがある。「特にスマートフォンを使った制御を前提とした組み込み機器の場合、低消費電力型無線LANチップを採用するのが主流になりつつある」(同代理店担当者)という。”

 

[Tech-On] M2Mで各センサが送信電力を自律制御してパケット衝突を避ける技術、富士通研が開発

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“今回開発した技術を用いたネットワークでは、従来の無線センサ・ネットワークに比べ、最大データ収集量が2.6倍に向上した。最もパケットが集中するデータ集約装置でのパケット衝突を大幅に減らすことで、安定した無線センサ・ネットワークを形成できるとする。また、最大データ収集量が増加することで、少ないデータ集約装置数でネットワークを形成できるようになる。”

[business network] 【ワイヤレスジャパン】KDDIが「M2Mクラウド」を参考出展、ZigBee対応ゲートウェイも

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“KDDIのM2Mクラウドの特徴は、ZigBee対応のセンサゲートウェイを用意していることだという。従来であれば、ゲートウェイ-センサ間、サーバ-センサ間の2カ所で自社開発が必要だったが、それが不要になるとのこと。説明員によれば、「ニーズがあれば、ZigBee以外の通信方式にも対応したい」という。”