M2M 研究会設立趣旨、今後の活動計画と入会の案内 平成22 年5 月17 日
– センサと情報システムとの融合を目指して –
センサ技術、無線通信技術の発展により、M2M(Machine to machine Communication)システムが最近注目を浴びています。社会の安全、安心、企業活動の効率化などに向け、今後の大きな展開が期待されます。センサ技術、センサネトワークと情報システムを結びつけたM2M システムは、産業分野（工業、農業、商業）、公共インフラ分野(交通、エネルギー)、公共フィールド分野（広場、公園、街頭）、文教分野、ビル・オフィス、家庭等のあらゆるところに活用の可能性が潜在しています。これらの潜在する可能性を発掘し、アプリケーションとして顕在化することにより、新しい産業を生み出し、情報化社会の一層の発展が見込まれます。
M2M システムは、マシンとマシン間、マシンと人間の間を繋ぐ複合システムであり、アプリケーションの実現技術も多岐に渡ります。M2M システムを構築し、運用・保守を行い、ビジネスとして定着させるためには、技術的な課題も含めて、多くの課題があります。これらの課題を解決し、M2M システムを社会の隅々に展開し、情報化社会の一層の発展に貢献するために、この分野に関心のある産学および個人有志により、M2M 関連技術、市場、ビジネス等についての情報交換の場、人材育成の場として、「M2M 研究会」を発足致します。
研究会では、国内の情報ばかりではなく、米国シリコンバレー等の海外の技術動向、ビジネス動向についても直接情報を取り入れ、海外の先端ICT と日本のモノづくり力を融合し、社会のニーズにマッチしたソリューションの創出を支援します。
多数の方のご参画を期待しております。
＜活動方針＞
①先端技術、技術動向に加えてビジネス状況、海外の動向など、M2M に関連した事項につい幅広く情報交換を行います。
②米国シリコンバレー等の先端企業、ベンチャー企業との交流の場と機会を設けます。
③産学および個人有志に参画いただき、多様な活動と異分野の交流を行います。
＜将来計画＞
M2M 研究会の活動を継続・発展させ、「センサと情報化の融合」による情報化推進に一層の貢献をするために、M2M 研究会のNPO 法人化を検討中です。
＜会則＞
M2M 研究会設立準備会